ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

自民党・公明党、圧勝の次は何

2014年12月15日 | Weblog
今回の衆院選の結果で特に注目すべきことは共産党が8議席から21議席に増えたことです。
自民党・公明党の原発維持の方針や沖縄における在日アメリカ軍基地維持の方針に反対する無党派が共産党に投票することで自公に対する批判を意志表示したのだと思います。
自公を牽制するには共産党を伸ばすことが一番効果的と考えたのでしょう。

自民党がちょっと減り、公明党が増えましたが、無党派で公明党に投票した人がいるかもしれません。
自民党の暴走をふせいでほしいということかもしれません。
しかし現在の公明党は、与党であることを重視しているので信念が乏しく自民党の暴走を防ぐ効果は小さいのではないでしょうか。

沖縄県小選挙区ですが、4区すべてにおいて共産党、生活の党、社民党、あるいは無所属が自民党に勝ったことは注目すべきことです。
沖縄県民はお金に弱いと言われていましたが、近年はしっかりしたアメリカ軍基地反対の意志を持っていると思います。
防衛が重要と言ってもわざわざ美しい辺野古の海岸にアメリカ軍飛行場を新設する必要性はありません。
沖縄県のアメリカ軍基地は縮小するだけでいいと思います。
アメリカ政府も日本政府も、過去の決定にこだわらず、現時点での防衛のあり方を考え、不必要なことをやめ、沖縄県の念願を重視すべきと思います。

比例代表を見ますと、どこでも自公と野党などが半々になっています。
これは安倍晋三内閣が約束した景気回復に失敗すると自公が一気に信用を失うことを示しています。
アベノミクスで経済の根幹が強くなっているなら安心ですが、枝葉が何とか茂っているだけだと思います。
安倍内閣は何とか景気を回復したいと努力するが、枝葉の枯れが目立ってくると思います。

不安な時代、大切なことは事業でも仕事でも政府に頼るのではなく、人々が必要とするもの・サービスの提供を考えることだと思います。
金融緩和・財政出動に甘えていると政府がこけたとき一緒にこけます。


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