ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

観光日本という割には町づくりが粗末

2016年01月06日 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。

秦野の南はだの村七福神めぐりが有名ということで知人の案内で5日に行ってきました。
ちょっとかすんでいましたが、快晴無風で春のように暖かでした。

小田急線秦野駅で降ります。
七福神を当てはめた神社仏閣はすべて小田急線の南側にあります。
秦野盆地の南部の村の人々が考え出した観光ルートです。

5日(火)ともなると初詣の人はほとんどいません。
出雲大社相模分祠という神社がありますが、ここは多少人が来ていましたが、それ以外はほとんどいませんでした。

この七福神めぐりで一番感動したのは震生湖付近の台地から見た雄大な丹沢の山々です。
眼下に秦野盆地が広がっています。

秦野盆地の南に浅間台という約220mの山があり、東に台地が伸びています。
この台地の窪地に震生湖という面積13000㎡の湖があります。
関東大震災で沢がせき止められてできたそうです。
この湖を目標に多くの人々がこの台地に来ます。
湖を見たいというより、この台地から丹沢を見たいということで来るようです。
この日も厚木から来たという約200名のハイキングの団体に会いました。

今日の本題は秦野観光ではありません。
町づくりです。
秦野盆地の南部も昔は畑でしたが、今はどんどん住宅が建っており、農村の面影は消えようとしています。
しかも市街化がまったく無計画です。
農業者が農地を切り売りして家が建っているだけです。
あちこちに湧水池があり、澄んだ水が湧きだしていますが、小川がまったく町づくりに活かされていません。
道路の下から流水の音が聞こえる始末です。
緑地は神社仏閣の周りに点のように残っているだけです。
自然美を活かさず、ただ雑然とした住宅密集地になろうとしています。
七福神めぐりの神社仏閣は住宅の波に呑まれようとしています。

悲しいことに日本は観光、観光と言う割には町づくりができていません。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿