ゲートボール(GB)日記

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NHK放送受信可能機器を持っている人はNHK受信料を払えというのは不合理

2020年02月17日 | 社会
NHK放送は公共放送だからNHK受信料は一種の税金という考えがありますが、受信可能機器を持っていない人は払わなくていいことになっています。一種の‌税金とは言えません。見ることができない人は払わなくてもいいという考えです。ところが見なくても見ることができる機器をもっていたら払えと言うので不条理です。
 
NHK放送は公共放送でしょうか。公共放送にしては民放がやればいいような娯楽番組などにお金をかけすぎです。受信料制度で儲かりすぎるので娯楽番組にお金をかけているのだと思います。民放との住み分けをまじめに考えるなら大幅に受信料を下げることが可能です。恐らく普通の税金でNHKを運営でき、わざわざ別途受信料をとる必要はないと思います。
 
今はNHK放送を見なくても生活・事業・仕事にまったく困らないという人が非常に多くいます。何か情報知識がほしいときNHK放送を見る人はいないと思います。なぜならNHKは情報知識がほしい人に情報検索できるような仕組みを設けていません。たまたま見たい内容の番組を放送していて見ることができるか、録画できれば多少の情報収集をすることができる程度です。しかし、NHKが一方的に放送しているだけですから自分が知りたいことを知ることはまず不可能です。このような情報にお金を払いたいと思う人は少ないと思います。(注)学校教育に代わるか補うような教育番組は学習者が求める知識を供給しているので学習者はお金を払うと思います。
 
NHK放送受信可能機器はNHKのためだけの機器ではありません。NHKを見ない人でも別の目的で持っていることが多いと思います。NHK放送受信可能機器を持っていたら受信料を払えというのは不条理です。
 
昔、テレビ放送開発に注力したNHKが初めてテレビ放送を開始した時代は、NHKを支えるため、受信料制度に意味がありました。しかし、多くの民放が参加し、放送技術関連会社も増えた今、昔のままの受信料制度を維持し、儲かりすぎて娯楽番組などに多くのお金を使っているのは不法と思います。
 
NHK放送を見る人だけが払うような受信料制度に改めるか、番組を合理化し、税金で運営するか、どちらかにすべきです。イギリスはその方向でBBC放送受信料制度を改めるそうです。当然の方向と思います。不法、不合理、不条理は放置していてはいけません。


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