ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

子供会と老人会

2015年11月08日 | Weblog
私が子供の頃の町の子供会は小学生の会で、親が何かしてくれた記憶はありません。
小学校の上級生が企画して小学生が集まって遊んだり、ちょっと町に有意義なことをしたりしました。

夏の定番は、きも試しでした。
小学校の校庭の北西の隅に昔焼き場があり、骨灰を埋めたと言われた場所がありました。
本当にその場所は、普通の土面の色と異なり、境がはっきりわかる状態で灰色をしていました。
夜になると火の玉が出るというので、子供会できも試しにその場所に行ったものです。
当時は小学校に行く道も暗闇、校庭はもっと暗闇ということで小さい子はこわがったものです。
上級生がわざとこわいお話しをして緊張感を高めたものです。

残念ながら私は火の玉を見たことがありません。
帰りには上級生が星の名前や星座を教えてくれました。
私が上級生になると、星を教える役に回り、みんなから星の先生と呼ばれるようになりました。

冬の定番は火の用心の夜回りで、毎日、拍子木をたたきながらみんなで「火の用心。マッチ1本火事のもと」などと言って町を一回りしたものです。
寒かったと思いますが、楽しかったという思い出だけが残っています。

子供会の行事に親が顔を出したことは一度もありませんでした。

私が親になって自分の子供達が子供会に入りましたが、親が子供会を運営していたのでこれは親会ではないかと思いました。

その私も今は老人となり、老人会に入りました。
ところが私の町は老人の割合が40%以上です。
町内会そのものが老人会のような状態です。
老人会の中の老人会ですから、会員の平均年齢は80歳です。

町の老人割合が増えているのに老人会の会員は町の老人の一部で、しかも会員数が減るという現象が生じています。
会員は高齢ですから老人会の役員をやることを嫌がります。
70歳前後の人は比較的若い老人ということで老人会に入りません。
趣味のサークルがたくさんありますが、どれも消えそうな状態です。
老人が町内会費を払って、老人の一部が老人会に入ってそのお金で飲食したり、遊んだりしている感じになっていますので、老人会の評判が悪く、ますます新規入会者が減っています。
つまり町内会は老人会に厚く補助金を出しても、老人福祉をやったことになっていない訳です。

この老人会の問題をどう解決したものかと考えていますが、町の子供会がヒントになります。
親会が子供会とは変な子供会と思っていましたが、これを老人会に応用すると、70歳(65-75)ぐらいの比較的若い老人の会を老人会にするアイデアがあります。
どういうことかというと町の老人のために行事を企画実行する比較的若い老人ボランティア組織を老人会とすると、町の老人が町内会のお金で等しくサービスを受けられることになります。
比較的若い老人のボランティア組織ができるかわかりませんが、町内会がこのような老人会に厚く補助金を出すなら、従来よりは町の老人福祉が充実するのではないかと思います。、


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