ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

熱海市も不動産会社の乱開発に甘かった

2021年07月05日 | Weblog
熱海市伊豆山の大規模土石流は約130軒の家が破壊される大惨事になりました。行方不明は20名ぐらいではなく、100名以上のようです。(追記)5日14:30現在80名に減ったとのことです。

伊豆山を源流とし、逢初川という谷川が海に流れ込んでいますが、源流付近に宅地造成の残土を集積した広場ありました。この残土が大雨で大量の水を含み、一気に土石流となって猛烈な勢いで逢初川を流れ下りました。その土石流の勢いが半端ではなく、谷川の周辺の家を破壊しながら、下流に流れ下りました。

熱海市は伊豆山開発にあたって安全工学の専門家と相談しなかったのでしょうか。安全基準を設けなかったのでしょうか。熱海市のハザードマップによれば、被害を受けた地域は土石流発生の危険があることになっています。熱海市の責任は危険と言うだけで果たされたのでしょうか。あとは不動産会社や不動産購入者の責任でしょうか。

熱海市だけでなく、私がすんでいる横浜市も不動産会社の乱開発に甘いと思います。横浜の地形は谷戸構造で山谷が複雑に入り組んでいます。火山灰大地を雨が浸食してできた山谷構造になっており、結構斜面は急勾配です。大雨や大地震で崩れやすい地質です。それなのに山の上も斜面も下も宅地化され、素人目にもこわく感じるところが無数です。谷を埋め立てて宅地化したところも無数です。伊豆山に比べれば山谷の規模は小さく、大規模な土石流は発生しないかもしれないが、崖崩れは起きやすいと思います。