第二波は若い人達の間で感染者が増え、その人達が動き回ってウイルスをまきちらしている感じになっています。感染しないように、あるいは感染させないようにと口で言っているだけでは感染拡大は防止できないと思います。しかし国や地方はもう特別なことはしたくないといった態度です。
感染検査体制を拡充し、受けたい人は無料で受けられるようにすることがだいじですが、このような体制づくりを国や地方はしません。第二波は大波になる恐れが大きいと思います。
ウイルス禍はおこっていないかのような認識で国も地方も特定産業回復に注力しています。Go toキャンペーンなどです。東アジアは国際関係が悪化しつつありますが、日本はそんなことは知らないといった態度で、中国、台湾、韓国から観光客を増やしたいと言います。感染拡大防止のため3密はいけない、しかしお金のためなら3密を認めるという矛盾した政策です。何となく今は人々は国や地方のお金重視の政策にのって動いているようですが、やがて感染拡大に驚き、動きをとめるでしょう。
ウイルス禍による被害は個人の自己責任ということになってきましたが、被害が大きくなると、人々はヒステリックに国や地方の責任を問うようになるでしょう。
幸い、人々が生きるのに必要なもの・サービスの提供事業・仕事は機能しています。政治の混乱、特定産業の低迷など局所的機能不全に動揺することなく、根幹産業をしっかりと保持し、ウイルス禍の困難をのりきりましょう。