ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

どうして政府も人々も原子力利用の危険性に気付かないのか

2019年12月02日 | 社会
原発を稼動すればするほど放射性廃棄物が増えます。日本にはこの放射性廃棄物を処理処分する方法がありません。地下深く埋めるという案はあります。しかし安全性を確認する実験はできていません。シミュレーションでも安全確認はできていません。実験を認める地方がありません。したがって放射性廃棄物は地上にある原子力施設で保管するしか方法がないのが現状です。もっと具体的に言うと原発が出した放射性廃棄物は原発敷地内に保管するしか方法がありません。使用済み燃料棒から放射性廃棄物を取り出し、ガラス固化したものを原発敷地内に設けた保管施設で永遠に保管することになります。もしかすると使用済み燃料棒の形のまま長く保管することになるかもしれません。
 
損金だけを出す、天災、事故、誰かの攻撃などで保管施設が破壊し、いつ自然界に拡散するかわからない非常に危険な放射性廃棄物を原発保有電力会社はコストをかけて永遠に安全保管しなけれなりません。無限大のコストがかかります。一度安全保管に失敗すれば日本の広域、さらには世界の広域を放射性物質で汚染します。
 
現代人は、非常に危険な放射性物質の安全管理を永遠に子孫にやらせる権利があるのでしょうか。あまりにも子孫軽視です。人類の存続は自分が死ぬまででいいのでしょうか。子孫の発展を望まないのでしょうか。人の命をここまで軽視し、自分だけ生きて幸福でしょうか。
政府と人々の放射性物質に関する危険性無視あるいは無知に恐怖を感じます。