ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

総理の仕事ができる人がいない

2018年03月08日 | Weblog
無知無能無法無責任とあらゆる批判を受けているのに安倍晋三氏が総理であり続けるところに日本の悲劇があります。
彼に代わって総理の仕事ができる人がいません。
 
しかし問題は政府にあるだけではありません。
高度経済成長の惰性で何とか1990年以降経済横這いを続けることができていますが、人々も弱々しい状態が続いています。
政府が金融緩和で高度経済成長時代の惰性を維持している感じです。
 
安倍内閣は人々のデフレマインドを問題にしますが、一番デフレマインドなのは政府だと思います。
国内産業において新しいことに挑戦する意欲を失っています。
保守です。
この保守はデフレマインドです。
 
1990年以降の金融緩和とは、国内に新産業を育成するためではなく、駄目政府や駄目産業の延命のためでした。
駄目会社が人件費を押さえたいと言うと政府は、会社が潰れては大変と、会社が人件費を押さえることに協力しました。
 
どうして政府と人々は国内における新事業・仕事意欲を失ったのでしょうか。
長い経済成長で、成功慣れし、蓄財もでき、失敗を恐れるようになったのだと思います。
アメリカ・ヨーロッパに学ぶものがなくなった以上、経験知識がなくても日本は自分で新しいことに挑戦する勇気を持つべきでしたが、古い産業の延命に力を入れてしまいました。
 
比較的元気な会社は古い産業を海外に移して延命をはかりました。
問題は国内の産業でした。
駄目会社が国内にひしめきました。
 
折角資本を蓄えたのに事業家・仕事人は自分の欲望に従って自由に新事業・仕事に自分の能力と資本を使うことをしませんでした。
自信がなかったからだと思います。
蓄えた資本を新しいことに挑戦することで失うことを恐れたと思います。
コメント
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