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道後温泉本館 年末大掃除

2010年12月07日 | 往年の名車 メグロ
道後温泉本館 年末大掃除

年中無休の「道後温泉本館」及び「道後温泉椿の湯」で、恒例の年末大掃除が今日(12月7日)終日臨時休業して市職員・道後温泉旅館組合の皆さんら80名が行った。

一年間の「すす払い」や「汚れを」落とし「畳替え」、浴室内清掃など行い、新たな年を迎える準備をした。
また休業を利用して温泉に関わる設備等々の点検修理も付随して行われた。

スペシャルドラマ「坂の上の雲」第二部の放映が始まり、年末年始に松山にお越しになる観光者の皆様方を気持ちよくお迎え出来る準備が整った。

なお、道後温泉椿の湯の大掃除は明日12月8日(水)臨時休業して行う。
また、9日午前9時から道後温泉周辺部を、松山観光協会所属のボランテイァガイド、道後温泉旅館組合、道後温泉商店街の皆さんが清掃をして、年末年始に道後温泉に来られる観光者の受け入れ体制を整える。


道後温泉本館のシンボル「扁額:道後温泉」から大掃除は始まった。



道後温泉本館2階を清掃する職員。



道後温泉本館のシンボル「振鷺閣の刻太鼓」も綺麗に清掃。
平成8年当時環境庁から「日本の音風景百選に指定された。



道後温泉本館一階内部も心を篭めて清楚をする職員達。



長さ7mのササぼうきで掃除する職員達。

唐風の入り口が三箇所あるが、ここが嘗ての正面玄関であった。
本館三階楼は、明治27年の建造で徐々に傷みが生じ修復を計画されている。全館休業して修復工事をするか、営業しながら部分的に修復工事をするか検討中である。

また本館建造物は、平成6年12月全国の浴場建造物としては初めて国指定の重要文化財(文化施設)に指定された。



道後温泉本館とその界隈。



扁額、「道後温泉」は昭和25年6月5日に獅子文六の小説、愛媛県津島町を舞台にした「てんやわんや」の映画ロケの際、道後温泉の証しとなるものがなく映画会社からの提案で松山市出身の村田英鳳画伯によって製作され掲示されたものである。
現在の扁額は、額に傷みが生じたため、昭和61年に村田画伯により2代目の扁額として作成し掛替えられた。

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