EEKの紀行 春夏秋冬

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EEK紀行回顧・マイクロウエーブ北海道支笏湖大会 

2017年03月09日 | 伊予松山歴史散策

144MHz&430MHz帯で開局したが、何故かSHF帯の電波にひかれ1200MHz、2400MHz、5600MHz、10GHz、24GHz、47GHz、77GHzまでの無線機を確保した。77GHzの免許は四国管内では一番早く許可を得た。

JAでは、マイクロウエーブを主に活動としているアマチュア無線局は断然関東地区が多く、北海道、東北、東海、北陸、甲信越、関西、中国、四国、九州各地区でも無線機の製作講習会が行われ、その機器を使って電波伝搬通信実験活動をしている。・・活動と言ってもあくまでも趣味の世界である。

今回は、平成14年4月北海道支笏湖で開催された「マイクロウエーブ北海道支笏湖大会」に参加した時を思い起こしてみる。なお、前年平成13年マイクロウエーブ北海道旭川大会にも参加したがこの時は、空路とJR北海道で移動した。

参考までに

家庭で使用している電子レンジの電波は2,4GHz帯で、高速道路の料金所で使っている電波は5、6GHz帯、箱根駅伝等々のTV中継に使われている電波は10GHz帯で、携帯電話は3GHz帯である。

 

平成14年4月17日、松山の自宅を午前9時に出発し、名古屋港に午後5時過ぎに到着した。

名古屋港から苫小牧港に船中2泊3日の船旅であった。名古屋港からは奇数日で船は「きたかみ」であった。名古屋港発19時0分発、仙台に翌日の16時40分、苫小牧港に翌日、11時00分着であった。

長旅だから船室は、特等個室を予約、1200MHz帯と430MHzの無線機を持ち込んだ。

関東各局と1200MHz帯のレピータ経由で交信するために。

名古屋港を出港し外海に出ると少し揺れが出てきた。少し気分が悪くなり案内所の女性に何時もこんなに揺れるのですかと聞くと、お客様このような揺れはしょっちゅうで揺れの内に入りませんよと言われた。ちなみに「きたかみ」は13,818トン、全長192mの大型船である。

特等個室に1200MHz帯の無線機を持ち込みANTは5Eの八木アンテナを使用、翌朝から、

1291,36MHz(青梅御岳山)、1292,00MHz(中伊豆)439,34MHz(中伊豆)の各レピータ局経由で交信しながら、また千葉県の固定局とも交信し楽しんだ。

横浜市から、マキ電機の社長、槇岡さんは講師としてマイクロウエーブ北海道支笏湖大会に参加、横浜から仙台港まで車で移動し、仙台港から私が乗船している「きたかみ」に乗船した。

4月18日、14時26分関東沖合ですれ違う、太平洋フエリー所属の「いしかり:15,762トン・全長199m」私が乗船している太平洋フエリー所属の「きたかみ」と同型船である。

暫くして、福島沖を通過するが、その時福島原子力発電所が見えた。こんなに海岸それも低い場所にあるのかと思った。大地震で津波が発生したら大変ななる事などこの時は考えも思わなかった。

18日、16時40分、仙台港に着、横浜市から、マキ電機の社長、槇岡さんと奥様が乗船し合流した。仙台港発は、19時40分なので時間があり、仙台市在住の無線局、JN7TXT局長とグランドアイボール、キリンビール仙台工場を見学しビールを御馳走して頂き、お土産に仙台名物の牛タンを頂いた。その夜頂いた牛タンで、マキ電機の社長、槇岡さんと奥様とビールで美味しく頂いた。

画像、左がマキ電機の社長、槇岡さん、右端が仙台市の無線局JN7TXT。仙台港で撮影。

4月19日、11時00時定刻に苫小牧港に着いた。昨晩、津軽海峡の下北半島沖合で揺れが大きくマキ電機の奥さん少し船酔いをされた様子だった。

画像は、苫小牧港から今夜の宿舎の洞爺湖に行く途中の公園からの展望後方に羊蹄山が見える。

今夜の宿舎から見た洞爺湖、後方に羊蹄山が。

翌4月20日、洞爺湖からマイクロウエーブ北海道支笏湖大会会場に移動、製作講習会&北海道各地の活動報告のあと親睦会が開催された。

活動報告の後、私がある事柄を提案した。

提案事項は、各地区ばらばらでマイクロウエーブ電波伝搬通信実験を行っているが、日時を決めて全国で統一して移動地点を前もって公表して行ったら今よりもいい活動が出来るのではないか、そしてその事務局はと横浜市のマキ電機社長さんにお願いしたい。時期は、北海道の皆さんが移動できるいい時期に設定してあげて下さいと提案した。(北海道の雪が解けてからと、富士山の須走移動が解禁になる時期に)マキ電機社長、槇岡さんは事務局を引き受けて頂き、各地区の代表者と連絡を取り、全国一斉マイクロウエーブ大移動運用会開催が決定し、第一回は平成14年9月28日、29日二日間にわたり実施され第二回目以降は6月と9月年二回開催とし、現在も継続中で今年、平成29年6月開催が第30回となる。日本アマチュア無線連盟の後援を受けた行事である。

4月21日、マイクロウエーブ北海道支笏湖大会会場で二班に分かれて記念の交信が行われ、支笏湖大会は盛会のうち無事終了した。

私は、札幌市に移動し各地を時間の許す限り観光した。

先ずは、札幌時計台に行った。大きい時計台かと想像していたが、こじんまりとしていた。

札幌テレビ塔に上がり市内を眺望、画像奥が、大倉山ジャンプ台。

札幌ドームに。

札幌ドーム内部を、何処のドームよりも綺麗、内装がシックで素晴らしかった。

翌日小樽に行き運河を見学。

石原裕次郎記念館で記念写真を!!

4月23日、苫小牧港発19時00分、来た時と同じ「きたかみ」に乗船、翌々日10時30分名古屋港に到着。陸路で帰路に着いた。

名古屋港―苫小牧港間、特等個室、車両航送料共で当時、34,000円(片道)であった。

 

 

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