EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

河端久美子 松山で絵画展開催

2014年12月20日 | 伊予松山歴史散策
松山市二番町の四国労働銀行愛媛支店(通称、労銀愛媛)のロビーで、河端久美子さんの絵画展が開催されている。
河端久美子さんは、新居浜市出身で、ご主人さんの勤務の関係で松山に住まわれ現在に至っている。松山に転居してから子育ても終わり、何か社会奉仕をして出来れば松山の観光事業に関わりたいと考えていた。丁度、松山観光協会(現、松山観光コンベンション協会)と松山商工会議所が主催で松山城観光ボランティアガイド育成事業として研修会が開催された。平成8年頃だった。此れに受講して松山城観光ガイドとして現在に至っている。松山城のガイドは、現在180名いるが一期生のガイドは、数名しか残っていない、河端久美子さんはその一人である。
その後、道後温泉、萬翆荘(旧伊予松山藩主、久松家の松山別宅)松山坂の上雲街歩きガイド、秋山兄弟生誕地の研究員として活動されている。以上の活動は全て社会奉仕活動である。
その忙しい奉仕活動の時間を割いて、愛媛県立美術館の友の会に入会し油絵の勉強を始め好きな絵を描く、絵が好きで、歴史が好きな才女で県展にも出品し度々入選している。今年の夏から水彩画にも挑戦している頑張る女性である。
昨日、その絵画展を鑑賞して来た。
額に入れて展示してあるので銀行ロビーの光が入り画像としてNGであるが見て下さい。
なお展示は12月末日まで展示されている。
展示場所は、松山市二番町四丁目5番地2、四国労働銀行愛媛支店ロビー。(三越松山店人番町口から西に300mにある。)
また来年1月13日~18日までNHK松山放送局ロビーで愛媛県立美術館友の会会員展示があり出展するそうです。


松山市二番町四丁目5番地2、四国労働銀行愛媛支店(三越松山店人番町口から西に300mにある)、で展示中・・12月迄。
















NHK松山放送局ロビーで愛媛県立美術館友の会会員展示会ご案内
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松山義士祭 7 討ち入りそば

2014年12月20日 | 伊予松山歴史散策
忠臣蔵では、赤穂浪士大石内蔵助らが、討ち入りの前に食べたと言われるそば、元禄15年12月14日(実際の討ち入りは15日の未明)に江戸本所松阪町の吉良上野介義央の屋敷に討ち入り、首尾よく本懐をとげたが、その前夜そば屋、楠屋十兵衛、また、うどん屋久兵衛に勢ぞろいし、縁起を祝って手打ちそばや、うどんを食べたと言われている。
これにちなんで12月14日の義士祭には、各地で今もそば供養がお行われ、東京高輪泉岳寺・赤穂市の大石神社、京都山梨の大石神社等縁の社寺ではそばを振舞うのが恒例になっている。
昭和39年(1964年)の第1回松山義士祭でも参詣者に討ち入りそばを振舞った記録が残されており、以来今日まで続いている。

江戸時代後期の川柳集に「誹風柳多留(はいふうやなぎたる)」に
打ちの縁 切りのゑにて 義士はそば・・と言う句があり、当時から討ち入りそば、うどんは馴染みが深かったことがわかる。
しかし、歌舞伎や浪曲などで、そば屋に集まったと言うのは史実に反し、集会所は、本所林町5丁目の堀部安兵衛宅、本所三ツ目横町の杉野十平次宅、本所二ツ目相生町3丁目の前原伊助、神崎与五郎宅の三か所が正しい。
吉田忠左衛門、吉田沢右衛門、原惣右衛門ら6~7人は、両国矢ノ倉米沢町にある堀部弥兵衛宅で饗応を受けた後、まだ時間が早いため、両国橋向川岸町の茶屋、亀田屋に立ち寄り、そば切りなど申し付け、ゆるゆると休憩し、八ツ時(午前二時)に堀部安兵衛宅へ集まったと、「寺坂信行筆記」にあり、この話が後にそば屋集合説として定着したと考えられる。
また、昭和2年に東京の有楽町更科で「赤穂浪士追懐、五色そばの会」が開催され人気を博したとある。・・これが義士そばの始まりともされている。


松山義士祭で、興聖寺の境内に設営された「討入りそば」処。


討入りそばを作る裏方さん達・・おお忙し。


松山義士祭で参詣に来た人々は、討ち入りそばを食べながら元禄15年の出来事を考え思いながら未だに語り継がれる武士の忠義に心打たれるものがある。今から312年前の出来事である。
松山義士祭で参詣に来た人々は、討ち入りそばを食べながら元禄15年の出来事を考え思いながら未だに語り継がれる武士の忠義に心打たれるものがある。今から312年前の出来事である。
幾ら武士の心得忠義とは言え、日々の厳しい苦しい生活を耐え抜き脱落する浪士も無く(ある事情で数人あったが)本懐を成し遂げたのは凄いの一言、大石内蔵助の統率力とそれを支え、心・気持ちを一つにした義士の心意気か?、東京高輪泉岳寺に行くと、多くの外国人も来ているが、外国では考えらない事である・・と言って線香をあげていた。

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