EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

松山市指定天然記念物「16日桜」

2010年03月27日 | 伊予松山歴史散策
松山市指定天然記念物「16日桜」

松山市に16日桜「別命:イザヨイサクラ」がある。昭和45年5月18日に松山市が天然記念物に指定した。

昨日撮影に行ったが既に花は散り葉桜であった。しかし少し花が残っていたので撮ってきた。
今年は、15日から秋山好古揮毫の石碑取材に新潟市に行っており帰りに日本100名城紀行の長旅をしてきたので時期を逸した。「15日、戦艦三笠から始まった旅は、上田城・新発田城・新潟市の秋山好古揮毫石碑取材・北方文化博物館・春日山城・高岡城・七尾城・金沢城・兼六園・彦根市と生まれて始めての長旅していたので」

16日桜「別命:イザヨイザクラ」は、小泉八雲が孝子桜として世界に紹介したことから有名になった。
桜花が見たいと願う病父のために孝子、吉平が桜に祈ったところ、旧正月16日に花が咲いたと言う伝説の桜である。

開花は、松山市が天然記念物に指定した頃は2月15日頃の開花であったが、近年は、3月1日頃から開花する。地球温暖化の影響か??

桜は、龍穏寺にもあったが昭和20年7月26日の松山空襲で焼け、現在は桜ヶ谷にある「吉平邸跡の碑」の傍に桜がある。
芽は赤く。花は白色、花弁は5枚ある。
また、天徳寺にも同じ桜がある。

画像は、吉平邸跡にある16日桜で近くには日露戦争で捕虜となり松山で亡くなった露軍兵士の「ロシア人墓地」があります。近くの方は一度お出かけ下さい。

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