EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

萩 往還

2010年03月07日 | 伊予松山歴史散策
萩 往還

先日TVで、萩往還を見た・・武士が天皇の勅命により征夷大将軍を拝命し政権を遂行、天皇の臣下というより天皇の統制者であったが、江戸時代になると事実上の国内を代表する支配者となり天皇を抑えるようになった。

1603年開幕した江戸幕府、264年続いたが徳川慶喜が大政奉還して閉幕した。
武士が政治関わった始まりの鎌倉幕府から675年目に王政復古、明治維新、此れに関わった一人として小伝馬の牢獄で処刑された、吉田松陰の石碑がある。

吉田松陰は、明治維新の精神的指導者として贈正四位を受領され靖国神社に祀られている。

吉田松陰の門下生達も尊皇攘夷、討幕、新しい政治の構築をこころざし、どんな思い出萩往還を歩いたのであろう。
明治維新は近代日本の基礎を築いたが、果たして良かったのかどうかは??である。

維新に関わったもう一人の人物が、政治に軍人を入れると日本はダメになるから絶対に入れてはならぬといって亡くなった。戦前の政治形態は正にその通りとなった。

画像は、小伝馬町にある吉田松陰終焉の地にある石碑で、石碑には辞世の句が刻まれている。(昨年9月に行った時に撮影)

吉田松陰辞世の句
身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂
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