日経平均6連騰。この言葉を聴く限りでは東京市場はさぞ活況だろうと思ってしま
います。しかし週明け18日の東京市場の売買代金は1兆3612億円で前週末15日
に続き1兆3000億円台と低い水準に止まりました。地政学リスクが指摘されてい
ますが、1万5000円割れも一日で回復したことを踏まえれば事態の更なる悪化と
かが起こらなければこの水準から空売りを積極的に仕掛けるのも難しく相場が
膠着する原因ともなっています。
閑散な相場でも新高値銘柄が127出ている訳ですから物色意欲はそれなりに盛
んなのでしょう。人気銘柄は移り変わるものです。アベノミクス相場で主役だった
機械、電機、自動車、精密、造船重機などの輸出株メガバンクや証券、不動産
が低迷しているからと言って日本株に弱気になることもないのでしょう。勝ち組に
なりたかったら相場の流れに乗ることです。その流れは建設、食品、電鉄などで
す。小売は一部の銘柄(良品計画、ニトリ)を除いては7月以降も消費の勢いが
弱いことも有り人気の圏外です。
今日の東京市場もNY市場の大幅高を好感して高く始まりそうです。7連騰の
確率も高くなりそうです。もっとも流れに変化はなく昨日高値をつけた銘柄が
引き続き人気を集めそうです。リターンリバーサルを狙って不人気銘柄を仕込
みたいところですが、三菱重工や富士通の値動きをみるとまだ早すぎるような
気がします。
人気銘柄を追いかけるしかないのでしょうか。もっとも7月まで人気の中心だっ
た富士通やダイキンの株価をみるとある日突然上昇トレンドが崩れ急落してい
ます。多くの建設株が移動平均から大きく乖離していて過熱感のある水準まで
来ています。同じことが起こらないとは言い切れない状況です。流石にこの水準
から買いを入れるにはリスクとリターンを天秤にかける必要があります。潮目の
変化にはやはり注意が必要です。「まだはもうなり」なのか株価の判断は難しい
状況です。
ミクシィが市場予想を上回る好決算を発表して二日続けてストップ高になった時
にはゲーム株人気はしばらく続くのかなと考えていましたが、ミクシィが8月4日
の6660円を抜けずに下落してぱったりゲーム株の人気は下火になりました。
噂で買ってニュースで売ると言う典型的なケースになりました。ミクシィの上昇は
永く続いていましたから好材料の鮮度は格段に落ちてしまったと言うことでしょう。
18日にはリニア関連で鉄建建設が大幅高したように短期資金はゲーム株から建
設株に移りました。人気銘柄に乗る時には迅速な判断が欠かせません。
売買代金が膨らまないと言うことは新規の資金流入が乏しいと言うことです。
限られた資金が循環しているだけですから人気に陰りがみられた銘柄が売られ
新しい人気銘柄に資金が流れればゲーム株と建設株の明暗が分かれるのも
仕方ない現象です。栄枯盛衰は株式市場の宿命です。
います。しかし週明け18日の東京市場の売買代金は1兆3612億円で前週末15日
に続き1兆3000億円台と低い水準に止まりました。地政学リスクが指摘されてい
ますが、1万5000円割れも一日で回復したことを踏まえれば事態の更なる悪化と
かが起こらなければこの水準から空売りを積極的に仕掛けるのも難しく相場が
膠着する原因ともなっています。
閑散な相場でも新高値銘柄が127出ている訳ですから物色意欲はそれなりに盛
んなのでしょう。人気銘柄は移り変わるものです。アベノミクス相場で主役だった
機械、電機、自動車、精密、造船重機などの輸出株メガバンクや証券、不動産
が低迷しているからと言って日本株に弱気になることもないのでしょう。勝ち組に
なりたかったら相場の流れに乗ることです。その流れは建設、食品、電鉄などで
す。小売は一部の銘柄(良品計画、ニトリ)を除いては7月以降も消費の勢いが
弱いことも有り人気の圏外です。
今日の東京市場もNY市場の大幅高を好感して高く始まりそうです。7連騰の
確率も高くなりそうです。もっとも流れに変化はなく昨日高値をつけた銘柄が
引き続き人気を集めそうです。リターンリバーサルを狙って不人気銘柄を仕込
みたいところですが、三菱重工や富士通の値動きをみるとまだ早すぎるような
気がします。
人気銘柄を追いかけるしかないのでしょうか。もっとも7月まで人気の中心だっ
た富士通やダイキンの株価をみるとある日突然上昇トレンドが崩れ急落してい
ます。多くの建設株が移動平均から大きく乖離していて過熱感のある水準まで
来ています。同じことが起こらないとは言い切れない状況です。流石にこの水準
から買いを入れるにはリスクとリターンを天秤にかける必要があります。潮目の
変化にはやはり注意が必要です。「まだはもうなり」なのか株価の判断は難しい
状況です。
ミクシィが市場予想を上回る好決算を発表して二日続けてストップ高になった時
にはゲーム株人気はしばらく続くのかなと考えていましたが、ミクシィが8月4日
の6660円を抜けずに下落してぱったりゲーム株の人気は下火になりました。
噂で買ってニュースで売ると言う典型的なケースになりました。ミクシィの上昇は
永く続いていましたから好材料の鮮度は格段に落ちてしまったと言うことでしょう。
18日にはリニア関連で鉄建建設が大幅高したように短期資金はゲーム株から建
設株に移りました。人気銘柄に乗る時には迅速な判断が欠かせません。
売買代金が膨らまないと言うことは新規の資金流入が乏しいと言うことです。
限られた資金が循環しているだけですから人気に陰りがみられた銘柄が売られ
新しい人気銘柄に資金が流れればゲーム株と建設株の明暗が分かれるのも
仕方ない現象です。栄枯盛衰は株式市場の宿命です。