kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

猛暑は相場の救世主?

2014-08-05 05:39:26 | 日記
今年の日本の夏は当初長期予想だと冷夏の恐れがあるというものでした。
ところが冷夏をもたらすエルニーニョの影響が夏から秋にずれた事により
梅雨明けした関東地方中心に猛暑が続いています。週末の西日本では台
風接近の影響で大雨が降り気温も下がっているようですが東日本の猛暑は
しばらく続きそうです。

何かと株価刺激に繋がる材料を探している株式市場がこの材料に飛びつか
ない訳はありません。先日の経済紙によるとデパート各社の売り上げは7月
前半まで消費税引き上げの影響で落ち込んでいましたが梅雨明けとともに
7月後半より急回復していると伝えています。勿論ビールや清涼飲料各社そ
れにコンビニやエアコンの売り上げ増で潤うメーカーや家電量販店など幅広
い企業が暑い夏で恩恵を受けます。それだけ気温とシーズンストック商品と
の関連性は高いのです。景気の善し悪しで物の売り上げは影響を受けます
がそれ以上に季節商品は天候に左右されます。夏は暑く冬は寒さが厳しい
ほどビジネスにとっては良いのです。

4~6月期に好調な業績だった企業も通期の見通しを据え置くところが多かった
ようですが、気温の上昇とともに売り上げの伸びる企業中心に上方修正期待が
高まりそうです。余り猛暑関連と言うことで今まで囃したてられなかっただけに
新鮮味もありそうです。欧米の株価急落と円相場の方向感のない動きで日経
平均が先行きは波乱含みです。

しばらくは材料銘柄の個別物色が続きそうです。猛暑関連もその仲間入れが
出来るでしょうか。NY市場の調整が長引けば東京市場も更なる下値模索も
続く可能性が出てきます。材料株相場ですからあくまでも短期の投資として
割り切りも必要です。投資においては逃げ足の速い資金が中心だと心得て
臨む事はもちろん必要です。
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