kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

投資方針は人それぞれだが

2010-12-12 09:14:16 | 日記
今月のSQの波乱は余り無いと言われていましたが、蓋を
開けてみたら寄り付き高値(10373円)で安値(10194円)
引け値は10211円(73円安)と一日の値幅が180円と大き
くなりました。寄り付き高値の銘柄も意表を突かれた感じ
です。

チャート的には目先調整を示唆していると指摘する意見も
多いようです。サッポロビールが大幅高したりメガバンク
が大賑わいだったりこれまで人気の圏外の銘柄が一斉に買
われることからも物色の対象が出遅れ銘柄に広がってきて
います。

個人的にはここから金融株を買う気にはとてもなれません。
理由は国内の貸し出しが減少していること、上期に好調だ
った債券売買益が今後は長期債相場が大きく下落したこと
で見込めないこと、増資懸念がいつまた蒸し返されるか
不安なこと。三菱UFJにしても信用買い残高がピーク
(1億3000万株弱)から減少したとはいえ9800万株もあり
売買が減少すればやはり上値が重くなること。

ニューヨーク市場で銀行株が上昇したのでその連想で東京
市場でもメガバンクや保険株が買われた訳ですが、そもそ
もデフレが続いている日本と海外では環境が違います。確
か金融株が下げている時には今のところ国内市場に依存し
ているメガバンクや保険株には成長が期待できないと言わ
れていました。単なる出遅れの修正だけではこの先上値も
それほど大きくは無いと思います。と買えない理由を並べ
ましたが、投資に関する考え方は人それぞれです。

ここから狙うとすればやはり業績の増額修正が期待できる
銘柄でしょう。やはり自動車や電機、商社などの銘柄でし
ょうか。もっとも自動車などはここ1ヶ月の上昇が大きか
っただけに出来ればある程度下げたところを狙いたいです
ね。
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