kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

メガバンクに強気になれない背景

2010-04-09 10:15:50 | 日記
火曜日から輸出株売りのメガバンク買いの展開になってきました。
約束どおり金融株が買われて全体は調整局面になりました。
まだ1月高値を更新していない銘柄(コマツやクボタなど)が
最終的に買われる展開を予想していたのですが、実際の物色の流れは
金融株に向かいました。

輸出ハイテク株を利喰った外国人投資家の資金がメガバンクなどに流入
しているという解説が大多数でした。
東京市場をリードしているのが外国人投資家なのでこれに逆らった
投資方針をとっても勝ち目はありません。

今後、国内の景気は緩やかに改善するを思われますが以前デフレを
克服する道筋は見当たりません。
不動産市況も底打ちの気配はまだありません。
企業の設備投資はまだ盛り上がりません。

銀行としては貸し出しが伸びないのですから資金は低利率の国債購入に
当てているのが現状です。
三井住友にしても三菱にしても昨年の大型増資で発行株は大幅に
増えました。配当負担もかなり大きいです。
ある程度の水準訂正はあるでしょうが、相場をリードするような
セクターにはなりえないと思います。

最も個人投資家に人気のメガバンクが上昇することは株式市場に
とっても良いことです。
個人投資家の投資余力が増して他の銘柄にも買いが波及する
可能性も大いにあると思います。
ただ自分の見方が間違っている場合もあり常に市場を注意深く
見守る必要はありそうです。

今週の株式市場は大方の予想は堅調、上値を目指すと言うものが
多かったようですが結果はどうやらスピード調整になりました。
為替も円安予想が大多数でしたが、週初こそ円安に振れましたが
93円前半と先週末(93円後半)よりも円高基調で推移しました。
なかなか予想は難しいということです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 気迷い | トップ | 高水準の騰落レシオ »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事