“松前藩戸切地陣屋跡”の紅葉．．．

　11月に入っても暖かい日が続いている．．．。今日の最高気温は17.5℃、平年より4,5℃も高く来週もこの傾向が続くようだ。で、この冬は暖冬に？．．．、今朝のラジオで気象予報士の森田さんの話では「年内はそれほどの寒さはないが、年が明けてからは寒さは厳しいかも．．．。」だって．．．。当たらなきゃいいけど．．．。

　
　夕方、所用を終えて北斗市の“松前藩戸切地陣屋跡”に寄り道をした．．．。ここはサクラの名所として知られているが、ちょっとして紅葉も．．．、期待通り、陣屋に続く約1kmほどのサクラ並木の葉が色づき春のサクラの花の時とはまた違った雰囲気を醸し出している．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　陣屋跡入口前の土手に幾本かのモミジの木が赤や黄色に染まり見事な紅葉を見せてくれる．．．。

　
　この陣屋跡は、穴平陣屋、松前陣屋、清川陣屋など様々に名前で呼ばれていたようだが、昭和40年(1965)に国指定史跡となって“松前藩戸切地陣屋跡”に統一されたとのこと。確かに、その昔は「清川陣屋」と呼んでいたし、今でも「清川陣屋」の方が通りがいい．．．。　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　陣屋は「サクラ」のイメージだが、郭内にはサクラの他にも紅葉する木々が多く、鮮やかな彩りを見せる紅葉は意外な感じで、隠れた紅葉スポットといえそう．．．。


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大沼に“オオハクチョウ”飛来．．．

　雲一つなく晴れ上がった、気持ちが良い朝を大沼公園で迎えた．．．。天気予報は「晴れ」、最低気温は４℃、また雲海が見られるかも知れない．．．。そんな期待を込めて早起きをして大沼に車を走らせてきたのだが．．．。

　
　日暮山に登る前に、いつもの大沼と小沼の間を渡る月見橋を暫く様子を眺めていると、「グウア、グウア．．．」と鳥の鳴き声が聞こえる。「まだ、“オオハクチョウ”は来ていないよなあ．．．。」と思いつつも、山から下りた後宿野辺川河口付近の塒に立ち寄ってみると15、6羽の群れが疲れを癒すように羽を休めている．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　今年は暖かいので冬鳥の到来も遅れるものと思っていたのだが、愛らしく、優雅な姿を早くも見せてくれた．．．。カメラを向けると挨拶のつもりか岸辺まで寄って愛嬌を振りまいてくれ、また、ワカサギ漁の小船の近くへも列をくみ泳いでいく．．．。

　オオハクチョウの中には体が灰色に毛で覆われている幼鳥もおり、親に寄り添うようにゆっくりと泳いでいる．．．。ちょっと早いような気がするが、冬の使者の到来．．．、いよいよ大沼公園も越冬する水鳥たちで賑わう季節がやって来る．．．。

　
　ところで、日暮山での雲海．．．。展望台に向かう駐車場には平日にも拘わらず10台ほどの車が既に止まっている。こんなに沢山どうしたんだろうと、勇んで展望台に駆け上がると、20人ほどのカメラマンたちが三脚たてファインダーを覘いている．．．。訪ねると、札幌から来られた写真グループの皆さんで雲海の撮影が目的とのこと。

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　今朝は、快晴で少し冷え込み、それほどの風もなく、雲海発生には絶好の条件のようにも思えたのだが、大沼奥の銚子口に少し霧がたちこめているのが見えるのだが湖全体には発生しない．．．。「陽が上がると．．．。」の期待もむなしく．．．、雲海は駄目だった．．．。グループの皆さんは残念そうに引き上げたが、この後函館近郊の紅葉撮影を撮影して帰られるそうだ。是非、もう一度挑戦してみてください．．．。


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