湖畔の秋．．．．．

　大沼公園が１年の中でもっとも美しい姿を見せ、また輝きを感じるのが紅葉の季節ではないだろうか。湖畔を取り巻くカエデやナラ、ナナカマドなどの木々が美しい彩りで大沼を、そして駒ヶ岳に際立ててくれる。そんな季節がやってきた．．．．。

　今朝も少し早めに起きて大沼公園に向け車を走らせた。少し黒い雲が目立つなあ、多少気温が高いかなと思いつつ峠下のトンネルを抜けると、朝霧もなくくっきりと駒ヶ岳が目の前に、しかも、その上には黒い大きな雲が．．．．。

　いつものところから朝日の昇るのを待ったが、心配していた駒ヶ岳の黒い雲が太陽を隠し始める。それでも雲の切れ間から湖面を照らしたとき、ちょうど漁に向かう小船が残した航跡の波紋が赤く染まり輝きだす．．．．。

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　湖畔の紅葉をカメラにと構えるが、太陽が高くなっても大きな雲が次から次と流れて日差しを遮り、なかなか思うようにシャッターを押すチャンスを掴めない。そんな中での大沼湖畔の秋を感じる光景．．．．。


　大沼公園の紅葉は、一部で一昨日の風雨で葉が落ちたところがあるようだが、まだこれからというところかな。来週までは持ちそうだ。と、いうのも17日から19日まで「第34回大沼紅葉まつり」が開催される。七飯町の味覚が勢揃いする物産イベントで、大沼名物ワカサギ汁の無料サービスもあり、例年賑わいを見せている。今年は行ってみようかな．．．．．。