JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

花開く“春の妖精”...

2011-04-29 23:56:15 | 北斗市
 
 大沼でのミズバショウを見学しての帰りに、北斗市きじひき高原麓にある「匠の森公園」に群生する“カタクリ”もと車を向けた...。樹木の下を赤紫色の絨毯を敷きしめたような美しさが広がり、訪れた人たちも「きれい!!」と感嘆の声を上げている...。

                          
 “カタクリ”は「春の妖精」といわれるユリ科の多年草の植物で、北斗市の群生地では例年4月の下旬から5月の上旬にかけて約2週間花を咲かせる。本格的な春の訪れとともに、二葉から長い花柄を出して花を咲くことから別名『春告げ花』とも呼ばれている。発芽後、花が咲くまで5年から8年という長い年月を要し、花後2ヵ月くらいで枯れ、来年春まで長い眠りにはいる。(匠の森研修センター・パンフレットから)

 
 4,5年前だっただろうか、群生地に入り込み踏みつぶしたことから花が咲かなくなったということがあり、立入禁止のロープが張られたことがある。その成果か今年の“カタクリ”は例年になく鮮やかに咲き揃っている感じがする...。

                             

    
 淡い紫色で下向きに花びらを反り返るように咲く艶やかな姿は、写真愛好家にとって絶好の被写体...、今日も大勢のカメラマンがさまざまな構図を求めながらシャッターを押していた...。皆さん、上手く撮れたかな...。
                                   
 “カタクリ”の花は、夜や気温の低い日中は閉じてしまう。また、花の中に不思議なW型の模様が見られる。これは先日たまたまNHKテレビの「自然百景」で花を訪れる昆虫の目印になっていると放送されていたが...。

      
 ところで、今日から五稜郭公園で夜桜の電飾が始まった...。合わせるかのように、東日本大震災に関わって、節電のため自粛していた塔体のライトアップも花見期間中と限定ながら復活...。五稜郭タワーがライトアップされると夜桜も映える...。
                                                         
 そのサクラはまだチラホラ...、しかし、灯りを灯した提灯の下でやってる、やってる花見の宴...。まだ少し寒そうだが、そんなことお構いなしで元気に何度も「乾杯!!」の声が聞こえる...。



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