豪華客船“コスタ・ネオロマンチカ”(57,150㌧)が、約700名の乗客を乗せ金沢港発着の「夏の日本海周遊いいとこどり北海道・韓国8日間の旅」の途中、今朝函館港に初寄港...。
“コスタ・ネオロマンチカ”はイタリアの船会社が運航しているが、比較的格安な料金で楽しめる客船として人気があるそうだ。しかし、設備や食事、サービスは他の客船には負けないという...。
入港後、係留された港町ふ頭には待機していたききよう幼稚園の園児60人ほどが「よさこい踊り」を披露し、乗客の皆さんを歓迎...。バルコニーやデッキから大きな拍手が送られていた...。
函館港から「函館市民クルーズ」として約30人が韓国・釜山、福岡、舞鶴を経由して金沢港まで6日間の船旅を楽しみ、金沢から北陸新幹線と東北・北海道新幹線を乗り継いで戻るという...。
出港は午後10時、今回も「いか踊り」で見送ると聞き港町ふ頭へ...。「函館名物いか踊り♪~、イカサシ、シオカラ、イカソーメン♪~...」の音楽が流れ市民20人ほどと数こそ少ないが「おもてなしの心」を込めて踊り出すと、デッキの上には大勢の乗客の皆さんも手拍子で応援される方や一緒に「いか踊り」を楽しんでいる方も見られる...。
定刻少し前、綱が外され“コスタ・ネオロマンチカ”は感謝の気持ちだろうか大きな汽笛を二度、三度と鳴らし、闇夜となった函館港を後にして、釜山港を目指し舵を切る...。