北斗市・当別にある「トラピスト修道院」の満開のサクラを堪能した後、当初目的の松前町へ少しアクセルを強く踏み車を走らせる...。木古内町から福島町までの津軽海峡は波も穏やかだったが、松前町白神岬を交わすと風が強まり海は白波が次から次と押し寄せてくる...。空は雲一つない青空なのに...。
松前町・道の駅「北前船 松前」のレストランで昼食を摂り、松前公園内にある高野山真言宗阿吽(あうん)寺に向かう...。毎年5月11日に火の上を渡って災いを焼き尽くすという素足で火床を駆け抜ける「紫燈大護摩(さいとうおおごま)火渡り」が行われる...。
この儀式、以前は松前公園北側にある勝軍山(松前霊場八十八カ所)の山開きとして行われていたが、霊場巡りの出来ない高齢者にも祈りの機会を与えたいとこの“火渡り”が始まったそうだ。午後1時、法螺貝の音とともに6人の僧侶が登場...。
お寺の前の広場で僧侶の読経の後、積み重ねられていたヒバの枝に火が付けられる...。天高く煙が立ち上がると風に乗って南に向くと、その後は何故か見学者を撫でるように何度も煙は会場を這いまわる...。
煙と炎がさらに勢いよく上がると太鼓と読経の中、僧侶は無病息災などの願い事が書かれた護摩木(ごまき)を火の中に投げ込み読経を続ける...。
いよいよ“火渡り”の修行が始まる。護摩木とヒバの小枝が燃える中、修験者姿の僧侶が「エイ!!」と気合いを入れ念仏を唱えながら10mほどの火床を裸足で駆け抜けると、見物客らから「おおっ!!」と感嘆の声が聞こえる...。
その後、50人ほどの参拝者も残り火で作った火床を、僧侶に気合いを入れてもらった後、裸足で歩き無病息災を祈り“火渡り”を行い身を清めていた...。
道南では珍しい行事とあって、火渡りの会場には多くのカメラマンが一心にシヤッターを押す姿も見られた。それにしても濛々と立ち上がる炎と煙が、なぜか参拝者や見学者を撫でるように動き回り、その煙を浴びることで御利益に預かったのかも知れない...。
ところで、松前公園内は好天に恵まれたこともあって平日にもかかわらず大勢の花見客で賑わいを見せていた...。ただ、ご多分に漏れずサクラの見ごろはピークを過ぎていたが、それでも遅咲きの関山や松月などが満開に咲き誇りサクラのトンネルの下を歩くことが出来る。駐車場の方も「まだまだ花見は出来るから...」と元気に話してくれた...。
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お寺の前の広場で僧侶の読経の後、積み重ねられていたヒバの枝に火が付けられる...。天高く煙が立ち上がると風に乗って南に向くと、その後は何故か見学者を撫でるように何度も煙は会場を這いまわる...。
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いよいよ“火渡り”の修行が始まる。護摩木とヒバの小枝が燃える中、修験者姿の僧侶が「エイ!!」と気合いを入れ念仏を唱えながら10mほどの火床を裸足で駆け抜けると、見物客らから「おおっ!!」と感嘆の声が聞こえる...。
その後、50人ほどの参拝者も残り火で作った火床を、僧侶に気合いを入れてもらった後、裸足で歩き無病息災を祈り“火渡り”を行い身を清めていた...。
道南では珍しい行事とあって、火渡りの会場には多くのカメラマンが一心にシヤッターを押す姿も見られた。それにしても濛々と立ち上がる炎と煙が、なぜか参拝者や見学者を撫でるように動き回り、その煙を浴びることで御利益に預かったのかも知れない...。
ところで、松前公園内は好天に恵まれたこともあって平日にもかかわらず大勢の花見客で賑わいを見せていた...。ただ、ご多分に漏れずサクラの見ごろはピークを過ぎていたが、それでも遅咲きの関山や松月などが満開に咲き誇りサクラのトンネルの下を歩くことが出来る。駐車場の方も「まだまだ花見は出来るから...」と元気に話してくれた...。
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