JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

氷も緩み、春へ一直線...大沼公園

2011-03-20 21:36:48 | 七飯町・大沼公園
 昨夜の天気予報で今日は大きな晴れマーク...。久し振りに大沼の日の出をカメラに収めようと、新聞で日の出の時刻を確かめると午前5時42分...、何時起床で、何時出発...、いつの間に日の出の時間がこんなに早くなったんだろうと少し慌てる...、明日は「春分の日」だもんな...。

 
 それでも頑張って日の出の時間に間に合わせ、いつもの大沼公園月見橋で待機...。すでに先客のカメラマン数人が三脚を立てながら「今日は赤くならないなあ...。」とすでにあきらめ顔...。太陽は山並みの低いところに移り、低い位置から登る...。氷が溶け湖面に映り込む太陽と2つの太陽に感動の一瞬...。
                       
 今年は1月に驚くほどの降雪だったものの雪解けは例年並みのようだ。大沼、小沼では湖面の凍結も緩み始め、水と氷のまだら模様を描いている。今日も岸部に立ちカメラを構えていると「バシッ」と氷の割れる音が聞こえ、その瞬間目の前の氷に1本の線が走る...。

 

                                
 春の使者ともいえる“オアサギ”の群れ...。木の枝に大きな花でも付けたように休んでいる。その数40羽ほど...。アオサギは日本では冬本州や九州で越冬し、春には北海道に繁殖のため飛来するといわれ、大沼にはこの時期から雪が降り始める頃まで見ることが出来る。これまでも大沼で数羽見たことはあるが、こんな集団は久し振り...。

 
 一方、大沼を代表する鳥となった“オオハクチョウ”...。今年は鳥インフルエンザの影響で白鳥台セパットで餌も貰えず、その姿をあまり見せてくれなかったが、北帰行に備えて集結したのか50羽程の鳥たちが羽を休めている...。来年も姿を見せてくれればいいのだが...。餌を用意して待ちたいもの...。

                       
 気温も上がって日当たりの良い湿地には“ミズバショウ”が顔を出している。もちろん花を付けているわけではないが、今朝の冷え込みで凍ったところに葉を伸ばしている。まだ周りは雪に覆われ数こそ少ないが、春を感じる光景...。このミズバショウの白い花があちこちで見られるのももうすぐ...。

 
 雪にや氷に埋もれていた大沼公園...。しかし、大きく“春”に向かってハンドルを切っている。確かにあと10日もすると4月...、“本格的な春”はすぐそこ...。それにしても今朝の早起きは少し辛かったが、感動的な日の出、アオサギやオオハクチョウの優雅な姿、青空に映える駒ヶ岳...などに“春”を先取りさせてもらった...。


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コメント (2)
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