誰もが予想した通りの結果になりました。
自民の比例区得票率がほぼ横ばいというのは
国民の、多分、無意識に近いバランス感覚でしょう。
全体の投票率が下がっているのに、固定票が多く
かつ今回はリベンジで自民支持者がみんな投票にいったの
ですから、もっと率が高くてもよかったと思います。
地方では小選挙区に、自民と民主以外でめぼしい候補がおらず
それで(今回は自民)という投票も多かったのでしょうね。
比例は第三極へ、かな。
小泉さんほかが仰る「民主がコケた」というのは全く正しい
のですが、では次回は再び民主へ、という流れがあるか?
私、個人的には「ありえねー」と思います。(希望的観測)
あれだけ大っぴらに嘘をつく政党は解党していただかねば
なりません。
鳩山や菅が悪かったから自分が貧乏くじ、くらいに
野田自身は言っていますね。
なんてヤツ。
たとえそうであっても人間として言ってはいけないことです。
マニフェストがどうでもよかった、のは野田。
国民への約束は破ってもよい、そんな政党・政治家があるか!
少なくとも表面的には民主主義を言うべきでしょう。
○
野田が悪い、解散のタイミングを間違えた、と民主支持者が
嘆いているそうです。
でもね、彼らも自業自得なんですよ。
官僚に支えられてやっと政治家のフリができていた野田を
トップに抱えていたからこうなった、
野田では大負けするということすら読めなかったのですから、
バカな政治家、そしてその支持者。
○
野田も自分では大負けすると思っていなかった大馬鹿者。
もしくは、知っていながら解散した大悪人。
少なくとも、例えば細野を顔にして戦うべきだった。
野田のままでは負けが倍加しますよね。
○
野田のやった仕事は消費税アップだけですが、官僚などに
支えられてのことでした。
それ以外では国内の政治は何もできていません。
ということは、外交でもオソマツではなかったか。
例えば今回は中国が悪いとだけ言って済ませられるのか。
実力のない政治家(取り柄は人をだますことが上手い)
そんな人間が国益を損ねていたのではないか、という素朴な
疑問が浮かびますね。
国民より、党より、自分が大切な人間が
トップになれたということが悲劇です。
次期総理大臣はどうなんでしょうか。
○
経済はたとえ短期的に上向いても、事態は深刻になるでしょう。
カンフル注射的なことですから。
大きな構造は「土建屋が支える自民国家」で変わりません。
もちろん、象徴的なもの言いですからご理解ください、ね。
富が、以前の勝ち組に移動するだけです。
(増税で公共事業というのはそういうこと)
国家の財政がさらに悪化することは目に見えています。
そうなると困るのは、またまた、貧乏人・・
安倍さんには、美しき日本の足をひっぱる非国民としか
見えていないでしょうけれども。
○
それでも短期的には国が財政支出を増やさねばなりません。
どこへ、が肝心なのですがね。
支出の見直しもしなければなりません、無駄遣いは×
ただ、利権で固まった政治家・官僚・財界・学者・新聞
どこをとっても口だけで。
責任あることができるか・・?