石原老人大丈夫?

2012-12-01 15:18:42 | 塾あれこれ
政治向きの話ばかりで恐縮です。

昨日、記者団を前にして石原老人が
「原発フェードアウト?そんな公約はない」
「いや、発表されていますよ」
「じゃ直させます」
というヤリトリをされていました。

天下にボケをさらしたか?
東京都民はよく選んだね、あんなの。

おつむがマダラになられたか、あるいは計算づくか、
折角、橋下が原発をトーンダウンさせようと公約を
まとめ上げたものを、いっぺんにひっくり返そうという
「ボケ」です。

反原発はセンチメンタリズムだそうですね。

あほちゃうか、と言われそうなことを一発ぶちあげて
世間の様子をみるのですね。
ダメなら引っ込めて終わりです。

政治家はこういう汚い手を平気でやりますね。

維新の信用性が下がるのではないか、と思いますが
影響は小さいと踏んでの発言でしょう。
一定程度の議員は確保したとの読みです。


維新については私も賛否いろいろありますが
消費税の地方税化には首をかしげますね。

東京など大都会は良いでしょう。
税の少ない田舎はどうしてくれますか。

しかも東京の経済力は本来日本全体が支えているものです。
決して東京だけで儲けている訳ではありません。

原発や基地を他所に回して自分たちがヨイトコどりの
精神に通じるものがあります。
自分たちの加害性を疑わないのでしょうか?

こうなれば東京は独立国家にされたらよろしい。
その代わりに防衛も原発も自前で。
核廃棄物の最終処理も東京で行ってください。

そうすると離島などへ持って行くかもしれませんがね。

維新の裏側にある、都会が繁栄したらいずれ田舎にも
おこぼれが回るという発想は危険ですね。
トウ小平を受けついだ現中国のような社会を招きます。

◎追記

橋下さんの弁明?によると「あれは公約ではない」そうです。
色々仮定すれば30年代フェードアウトも可能とも述べられた
とか。
私の個人的意見は別として、上記の「~仮定すれば~可能」
という発言は内容として論理的になりたっていません。
一種の希望的観測にすぎない。(よくて)

政治家としての意思、判断がないとも言えますね。
したがってフラついてみえる。
その点では石原老人の原発論ほうが形式的にはマトモです。
内容には反対ですけれど。