朝日新聞のコラムです。
「経済気象台」というコーナーがありまして
社外の筆者が入れ替わり書いているということです。
最近までウェブサイトでは無料で読めましたが
現在は有料に変わっちゃった。
お金出して読むほどのものかねえ?
とも思いますが、価値があるからそうなるのでしょう。
というか新聞も経営が苦しいからネットでの記事閲覧を
有料にしたいわけ。米国みたいに。
日経が先駆けて会員制にしていますよね。
本当に会社が苦しいのか、ムダはないのか、外からは分から
ないのでありますが、多分そうなんでしょう。
ネットで新聞が只で読めるのならもう新聞紙は不要だ
という人も増えてきたでしょうからね。
○
さて「経済気象台」ですが、社外執筆ということですから
時折、マスメディアでは余り流れない意見が載ることが
あります。これは興味深い。
驚いたり感心したりします。・・・これが「玉」
ただ普段の記事はごく平凡なものが多いようです。
何も社外に執筆をお願いしなくてもと思います。・・「石」
玉石混交とはこのコラムにピッタリの言葉ですねえ。
問題の一つに執筆者の名前が分からないことがあります。
新聞社も場合によれば社外だからと逃げる積りでしょうから
なおさら匿名は無責任になるおそれがあります。
少なくともカタチの上では。
署名記事が多くなっている現在、ペンネームじゃなきゃまずい
っていうほうが良くないので、つい下記のようなことに
なってしまうのです。
匿名だから思いきって書ける?
それにしては「石」が多いですねえ。
○
「経済気象台」に原子力発電に関する記事が載りました。
筆者は「安曇野」氏
文の大意は「国民は脱原発の意見が強まっている」
・・この「国民」が何を指すのかは書かれていません。
「コンセンサスが出来ているように見えるが、同じ言葉を
使っていても様々な考えがあるので、要注意」
それは仰る通りです。
ただし、この文が読む人に与えるイメージは
『バカな国民が脱原発とか言うが、考えははっきりとしては
いないようだ。よく考えて将来を決めねばならない』という、
原発賛成派が喜びそうな(オレは分かってるぞ)なのです。
表面的には慎重な客観的な意見を述べているようにみえて
実は内容がなく、ただブレーキをかける「賢い」文です。
突っ込まれても、いろいろ言って逃げられますから。
官僚的な人が御上手な作文法ですね。
○
ある種、騙されてきた容認派の人が、事故の厳しい現実に
「やはりまずいな」と今、気づいたのです。
機械は壊れる、人間はミスをする、社会の上層部は腐敗する
だから表面的な理屈で装われても、危ないものは危ない。
ずっと事故のたびに隠ぺい体質を指摘されてきたのに
反省もなく「騙し」続けてきたのがついに破綻したのです。
(今でも東電は政府にすら十分な情報を出していない?)
○
まず大切なものは、人々の、命、心、健康、暮らし・・
一人一人の人間をこそ第一に考えることではないでしょうか。
○
事故が起きて半年も経たない現在、情報が不十分で
かつ、難しい内容の話です。
また、国のありようを左右する長期的な課題です。
この時点で国民に細かなコンセンサスができますか?
何らかの形で原発を見直そう、との多くの意見が
半年を経ずしてまとまりつつある、
これでとりあえずは良しとすべきです。
何年かけて原発を何割に減らし、エネルギー事情を
どうするか、はこの次に纏る話でしょう。
エライさんは国民をバカにしてはいけません。
もっと具体的で分かりやすい情報をみんなに提示する
そのことこそが、あなたがたの急務です。
エライ人の個人としての取り組みも明らかにしたいですね。
○
先日、どこかでスゴイ文を見かけました。
「そもそも例え日本で原発を廃絶したって近隣諸国で
原発事故がありうるので、危険は変わらない。
脱原発で日本だけ産業の競争力をなくして大丈夫か。」
「上から目線」の文章でしたので(脱原発のバカものに
教えを垂れている)おつもりのようです。
「こんなことも分かんないのか・・」ですって。
そんな単純思考だから原発利得擁護派になっちゃう。
おじさんにそんな事言われなくったって誰でも考えます!
我々が考えるべきことは、まず日本をどうする?
たとえ短期的には不利益なことになるかもしれないが
率先して正しいことを行えるか、なのです。
ウチだけが火の用心したって近所で失火すりゃ同じ、と
手を抜くオヤジにはなりたくないね。
まずウチはきちんとして、皆が倫理観を高める社会を
求める!
日本はこうではありませんでしたか?
「経済気象台」というコーナーがありまして
社外の筆者が入れ替わり書いているということです。
最近までウェブサイトでは無料で読めましたが
現在は有料に変わっちゃった。
お金出して読むほどのものかねえ?
とも思いますが、価値があるからそうなるのでしょう。
というか新聞も経営が苦しいからネットでの記事閲覧を
有料にしたいわけ。米国みたいに。
日経が先駆けて会員制にしていますよね。
本当に会社が苦しいのか、ムダはないのか、外からは分から
ないのでありますが、多分そうなんでしょう。
ネットで新聞が只で読めるのならもう新聞紙は不要だ
という人も増えてきたでしょうからね。
○
さて「経済気象台」ですが、社外執筆ということですから
時折、マスメディアでは余り流れない意見が載ることが
あります。これは興味深い。
驚いたり感心したりします。・・・これが「玉」
ただ普段の記事はごく平凡なものが多いようです。
何も社外に執筆をお願いしなくてもと思います。・・「石」
玉石混交とはこのコラムにピッタリの言葉ですねえ。
問題の一つに執筆者の名前が分からないことがあります。
新聞社も場合によれば社外だからと逃げる積りでしょうから
なおさら匿名は無責任になるおそれがあります。
少なくともカタチの上では。
署名記事が多くなっている現在、ペンネームじゃなきゃまずい
っていうほうが良くないので、つい下記のようなことに
なってしまうのです。
匿名だから思いきって書ける?
それにしては「石」が多いですねえ。
○
「経済気象台」に原子力発電に関する記事が載りました。
筆者は「安曇野」氏
文の大意は「国民は脱原発の意見が強まっている」
・・この「国民」が何を指すのかは書かれていません。
「コンセンサスが出来ているように見えるが、同じ言葉を
使っていても様々な考えがあるので、要注意」
それは仰る通りです。
ただし、この文が読む人に与えるイメージは
『バカな国民が脱原発とか言うが、考えははっきりとしては
いないようだ。よく考えて将来を決めねばならない』という、
原発賛成派が喜びそうな(オレは分かってるぞ)なのです。
表面的には慎重な客観的な意見を述べているようにみえて
実は内容がなく、ただブレーキをかける「賢い」文です。
突っ込まれても、いろいろ言って逃げられますから。
官僚的な人が御上手な作文法ですね。
○
ある種、騙されてきた容認派の人が、事故の厳しい現実に
「やはりまずいな」と今、気づいたのです。
機械は壊れる、人間はミスをする、社会の上層部は腐敗する
だから表面的な理屈で装われても、危ないものは危ない。
ずっと事故のたびに隠ぺい体質を指摘されてきたのに
反省もなく「騙し」続けてきたのがついに破綻したのです。
(今でも東電は政府にすら十分な情報を出していない?)
○
まず大切なものは、人々の、命、心、健康、暮らし・・
一人一人の人間をこそ第一に考えることではないでしょうか。
○
事故が起きて半年も経たない現在、情報が不十分で
かつ、難しい内容の話です。
また、国のありようを左右する長期的な課題です。
この時点で国民に細かなコンセンサスができますか?
何らかの形で原発を見直そう、との多くの意見が
半年を経ずしてまとまりつつある、
これでとりあえずは良しとすべきです。
何年かけて原発を何割に減らし、エネルギー事情を
どうするか、はこの次に纏る話でしょう。
エライさんは国民をバカにしてはいけません。
もっと具体的で分かりやすい情報をみんなに提示する
そのことこそが、あなたがたの急務です。
エライ人の個人としての取り組みも明らかにしたいですね。
○
先日、どこかでスゴイ文を見かけました。
「そもそも例え日本で原発を廃絶したって近隣諸国で
原発事故がありうるので、危険は変わらない。
脱原発で日本だけ産業の競争力をなくして大丈夫か。」
「上から目線」の文章でしたので(脱原発のバカものに
教えを垂れている)おつもりのようです。
「こんなことも分かんないのか・・」ですって。
そんな単純思考だから原発利得擁護派になっちゃう。
おじさんにそんな事言われなくったって誰でも考えます!
我々が考えるべきことは、まず日本をどうする?
たとえ短期的には不利益なことになるかもしれないが
率先して正しいことを行えるか、なのです。
ウチだけが火の用心したって近所で失火すりゃ同じ、と
手を抜くオヤジにはなりたくないね。
まずウチはきちんとして、皆が倫理観を高める社会を
求める!
日本はこうではありませんでしたか?