嫌われ役

2017-04-12 20:18:08 | 塾あれこれ
私がサラリーマンとして会社に勤め始めたほぼ同期
大手銀行を退職された方が上司になられました。

会社の規模も社員の厳しさも大手銀行からみると
月とスッポン。
組織とは、仕事とは、など一から教えて下さいました。

けれども、とても細かな処にまで注文がきます。
部下としては面白くないこともありますね。

「あのモノ言いはネーだろ」
「何さま?銀行がそれほど偉いか」

蔭で皆でボロクソに言ってました。


同じ世代の友人が「あの部長、家では良い人なんだぜ」
家まで遊びに行ったのだそうです。

会社では「嫌われ役を演じ」早く一つ上のレベルへと
一生懸命だったようです。

偉い人物だったのですね。


仕事に慣れて来るにつれ、組織と言うものは誰かが
引き締めないと、と分かって来ます。

(ええ、現在とは時代が違うので、古臭い発想です)

仕事の性質から私も嫌われ役に。

責任を人さまに押し付けていますが。

税務署から警察署まで、会社側で気をつけることは
沢山あります。
それを末端の営業マンに教える大変さ。

嫌われもします。


嫌われても仕方がない、と腹をくくっていました。

でもね、嫌われるってのはツライものです。
あとから分かって来ます。

今では少ない役回りでしょうが、ぜったいに
やらないように、お薦めします。