シリア爆撃

2017-04-07 15:21:00 | 塾あれこれ
戦争ですから、善悪を超えた話になります。
決して良いことではありません。

外交、軍事の常識をスっ飛ばした、アメリカ軍の
シリア政府攻撃でしたね。
巡航ミサイルを一気に投入したようです。

世界中が驚きかつ危惧も抱いているでしょう。
トランプは過激な行動をとる、と。

毒ガスをまいたと思われるシリア政府軍に
強い対抗策をとるのは米国としては当然の
ことなのでしょう。

もしもヌルイ対応だったら相手が頭にのります。
タイミングも重要です。

こんなに泥沼になった一因が米国の長年にわたる
中東政策にあることは間違いありません。
独りよがりな面がありますね。


たまたまかもしれませんが、歴史的な米中会談に
世界が注目していました。

歓迎会も大事な外交です。

それとシリアへの攻撃を平行していた、
これは驚きますね。
間接的に北朝鮮へ圧力がかかります。


とはいえ、これでコトが終わるわけがありません。

泥沼をひっかきまわしているだけでしょう。

教育勅語

2017-04-07 11:46:49 | 塾あれこれ
およそ如何なる文においても、思想的な背景や
そのものにまつわる歴史から先ず思考することが
基本ですが、難しいその部分を敢えて残しておきます。

政府・自民党が『教育勅語』を取りあげておられます。

「全てが否定される内容ではない」ので
教育にも使える部分が(大いに?)ある、と。

人それぞれですからご自由に、というべきでしょうが
私には違和感が残る文章です。

果してこの短い文章(10行ほどの)から何を教材と
なしうるのか。
そもそも教育勅語でなきゃならんのか。

『朕惟フニ我ガ皇祖皇宗国ヲ肇ムコト宏遠ニ』
のっけから主権者=天皇の上から目線です。
「付いてこいよ」ですかね。

当然ながら最後までその姿勢のまま
『朕爾臣民ト共ニ・・其徳ヲ一ニセンコトヲ
庶幾フ』

良い悪いではありませんが、現行憲法の
民主主義とは違うようですね。

政府は、できればこの勅語の
『一旦緩急アレバ義勇公ニ奉ジ』という
部分を強調したいのではないか?

天皇が「自分のために尽くす臣民であれ」と
仰ってる。
そんなに国民が離反していた筈はないのに
信じて頂けないのかしら。