ああ、残念

2016-03-08 17:21:27 | 食べる
このブログで何度も、度あるごとにというほど
「ここは美味い」としてきた尾道の蕎麦屋さん、
ごく最近再訪しました。

尾道も久しぶりです。

「昼は決まり。あそこの蕎麦」

11時30分前ですが何人かのお客が列。
店の空気感は相変わらず良いですね。
それだけならこのまま東京でも通じそうです。

いつもの先代小さんが奥で小さく流れています。


私は例によって、ざるの大盛。
もう何年も蕎麦屋に行くとこれを頼みます。
どんな蕎麦屋でもね。

記憶力がないものですから定かではありませんが
予め猪口に注いである蕎麦つゆの量が多い。

手繰ってみて分かりました。
舌が感じるのが、ちょっと緩いような気がします。
よって量が必要なのでしょう。

蕎麦じたいもテンションが落ちています。
かなりハッキリ分かりますね。

これじゃ常連が離れるのでは?

ま、流行っている店ですからそれでも良いのでしょう。

気候が激変している今日この頃ですから
シンプルな蕎麦は味の加減が難しいのでしょう。

食べる私だってフラフラしているでしょうし。

まだ完全に諦めたわけではありませんが、かなり
気持ちが削がれてしまいました。

尾道だって他にも美味い店はありますから
昼に困ると言うことはありません。

ただね、ちょいと淋しい。
なまじミシュランで誉められたのが良くなかった
のかなあ。
その後も美味しかったのだけれど・・

水は良くない尾道です。
蕎麦は難しいのかもしれませんね。

◎追記

山葵も良くなかった。
ただ刺激臭がするだけで旨味がありません。
ソバ屋の山葵って大事なんだけど・・・