『いつかこの恋を思いだしてきっと泣いてしまう』

フジテレビの月９です。

この題といい、出演者といい、通常ならばパスする
ドラマです。
別に、時間を割いたほうが良さそうでしょ、みえみえで。

ところが番組紹介で脚本がかの坂元さんだと知り
「これは録画しとかないといけない」

○
まずまずの出来でした。
演出はかの並木道子さん、完璧です。

演ずる方もまったく違和感がありません。
ちょっとジジイが臭かったけれど。

有村さんはよく知らない女優さんです
↑
ブーイングが来そうですね。

キャ－ラクターのまんま、というほど自然です。
いるいるこんな若い子・・・

私も昔はさんざんフられた方ですからよく分かります。
どこまでがホントか分からないんですよね。

○
対する高良さんも上手い。

演ずるのが進んでくるともっと色々な面が出てきそうな
そんな感じを持たせるって、これもすごいですね。

大谷直子さんも存在感抜群でした。

何しろ巧いと思ったのは安田顕
戦後、日本映画の黄金期を彩った役者に負けません。

○
ただね、脚本が。。。
もちろん坂元さんにしてはですが、スジが粗いかなあ。

きっと狙いがあるはずなので、第一回だけで軽率な
発言はキケンではありますが。

○
ドラマに捕まって、にやりとしたり涙腺を刺激されたり
坂元ワールドを堪能できます。

今まで何作も見てきましたが、この脚本家は
ハズレがありませんでした。
今度もたぶん。