美術展

2016-01-03 16:58:50 | 塾あれこれ
美術展に限らず、演奏会とかもそうですが
広島という処にはなかなか恵まれません。

人口が少ないのが一番の原因でしょう。

もっと少ない処よりまだ恵まれているかも
しれないのですが、人口が100万の県庁所在地では
経済的に成り立たないのでしょう。


そこで、どうしても見たい、聞きたいとなれば
広島から出かけなければなりません。

京都、大阪または福岡。

いずれにせよ、私たちのアシ代がかかります。

絵を見に行くのに数万円の出費はきつい。

遠方からやっと駆け付けて、長い列を見るとイヤに
もなりますね。

「東京だともっとすごいから」と自分に言い聞かせ
ますが、見に行こうというエネルギーを削ぎます。


それでも経済的に成り立ちにくいのでしょう。
新聞社などの後ろ盾が必要になります。

お客様への還元、なのでしょうね。

ただね、讀賣新聞が後援をする美術展などは
京都、大阪でもやらず、東京だけですね。

あちら近辺のお客様に還元すればよい、ということ
いかにも、腹の中が透けてみえる話です。

首都圏にしか目が向いていない。

報道の傾向にも滲むでしょうね。
強いもの勝ちの精神です。

勝ち組のおごりとも言えますね。

田舎の人間が讀賣や産経を支えても無駄です。
ハナから馬鹿にしているのです。

広島から東京まで出かける?絵のために。

讀賣新聞は広島の人間は無視しているのでしょう。


政治がそうです。
経済も。

我らが思う以上に地域格差の扱いをされていますね。