マイル直訳

2013-12-14 20:10:49 | 塾あれこれ
字幕で米映画を見ていると、あれ、ということが時折。

「ここから町までどれくらい?」
「約4.8kmですかね」

たとえば上記のような字幕になります。

およそ、にしちゃ4.8とは細かい・・・

いや何のことはない3マイルだったのですね。
メートルに直すのに3×1.6=4.8だから
字幕もそうしたようです。
(1マイルは1600m)

ここは常識で約なんだから「およそ5km」とすれば
自然です。
なんでそれが出来ないのかな。

ごくアバウトに5マイルって言ってるのに
8kmなんて刻んで訳しちゃったりね。

フィートでもポンドでも同様です。
しかもかなりの字幕がそうなっています。


体重でもそうですね。
180ポンドを81.7㎏とやっちゃう。

80㎏でよいのに。
有効数字なんて考えてもせめて82㎏だけれど
通常はそこまでしなくても構わないでしょう。

英語に詳しい人が日本語に弱くてはいけませんね。
常識の問題か。

他の人のチェックは入らないのでしょうか。

字幕でなく吹き替えならどうなってるんだろ。
体重訊かれて81.7㎏って喋ってるのかねえ。
少数点未満まで体重コントロールしてる風に。

若い世代に金を残すな

2013-12-14 15:41:34 | 塾あれこれ
私も若いころIH氏の作品を二三読みました。
当時から流行り始めていたうすっぺらい文芸
読みやすいというので受けたのでしょう。

時代劇などの大衆小説と大同小異でしたね。

後年、フィクションからノンフィクションに
作が変わり、平凡な人生訓をノタマウようです。

本日も、新刊本の広告を見かけました。
良いトシなのですが、そうまでして書かれますかねえ。

高齢者の生き方を教授下されるそうです。

いわく、若い世代に甘えるな。

御親切にどうも、であります。
誰が「甘え」とるんじゃ。

例えば年金は権利です。
これまでさんざん支払って支えてきた。
今の若いものが負担しないからといって何で
削られねばならないか、よく分かりませんね。

福祉も同様。
介護が必要になったら「甘え」ですか?
同世代間でやれだって。

年取ってもなるべく働け、を自民党が言うのなら
「だろうね」ですが、何も関係ない金儲け作家から
言われたかないよね。

だからもう辞めた、なんて私みたいな臍曲がりも
出ようってもんです。
大作家のお勧めで窮屈に生きるなんて、ねえ。

若い奴らに迷惑かけたおして死にたい!
今まで国策に従順に生きてきたのだから、
これ以上、絞られるのは御免です。

金はなるべく若い世代には回さない!
苦労が人を成長させるそうですからね。

死んだら遺産は国際機関に寄付しましょう。
アフリカの子供を救う方が宜しい。


新聞も政府や官僚の御先棒を担いでます。

年金は物価調整でも実質上がらない、よって
生活をきりつめろ、世代間格差縮小へ協力せよ、
という記事がありました。(日経)

日々の水道光熱費だってもっと切り詰められると
ずいぶん御親切な口調です。

日々無駄遣いしてるのは高齢者か?若者か?

何、言ってんだ。