福島へ経済をもっと

2013-09-13 11:21:17 | 塾あれこれ
何を今頃、なのですが
いままでは書きづらかった。

些少の義捐金を送ったとかその他『大七』を呑むとか
わずかなことはしてきましたが、恥ずかしいばかり。

そんな人間で、かつド素人が思いつきを口走って何だ、と。

もしかすると被災者や関係の方のお気持ちに障るかも
しれないではないですか。

しかし、現実に今報道されている処を見ると
なかなか復興は進んでいないようです。

大きなレイアウトを国が描けなかった。
以前にも書きましたが日本大改造のチャンスに変える
くらいの驚くような「画」が欲しかったですねえ。


経済はカネで動きます。

福島、東北がまだ経済の復興が不十分であるならば
今からでも遅くないので力を注ぐべきですね。

風評被害でモノが売れない。
震災前の何割かにしか戻っていない、と言われます。

風評被害が良くない、と言ってコトが解決しますか?
かねがね、頭悪い(失礼)と思っていました。

買う方の勝手じゃないですか。
助け合いの心がない、と嘆いておわりですか?

国から=国民から、お金を回すようにすればよいのです。

震災前100円で売れていたものがあるとします。
今も西日本のものは100円で売れています。

であるなら風評被害を見込まれる商品は値段を下げるべき
なのです。
70、50、・・10円でもよい、
売れるまで下げる、これが経済の原則です。

しかしそれでは売る方の体力が当面もたない。

そこを国から補てんします。
実際問題としては手続きが大変ですが不可能ではありません。

10円で売れたら90円は国が出す!
国民の金ですが、もともと100円のものを10円で買う
のですから、90円補てんしても損はない勘定です。

5年程度をメドに、少しずつ補てん額を少なくし
最後は補てんゼロ=自由競争、にもってゆけば良いのでは?

競合する他地域の生産者は、一種のダンピングと思われる
でしょうが、問題が顕著になれば必要に応じ国が対策を。


復興工事が遅れているそうです。

これも経済の原則に立ち返り「不当な高値」で
労賃を得られるように、国が補てんします。

早く復興した方が経済のためになるのですから。

他地域の土木建築業者が困るかもしれません。
労賃が上がり、新規参入が増え、大変でしょうけれども
トータルでみれば業界は活性化するのです。

インスタントラーメンの値を上げてインフレにする
ような貧乏人イジメの発想は止めるべきですね。

経済を動かし始める場所が大切です。

賃上げが先。


「まー、おくさま。それ福島の果物じゃありません?
 だいじょぶでございますの」

「ええ、三分の一の値段ですから買わないほうがバカ」

「バカ?・・ご存じありませんのね、ホウシャノウ・・」

「それは、検査でこれこれとなっていますから大丈夫」