消費税増税

2013-09-22 14:58:30 | 塾あれこれ
新聞報道によると来春の消費税増税が本決まり
のようです。
これまでもたびたびサインは出ていましたから
対策が可能な組織、人は「やっと確定したか」と
一種の安堵を覚えられたかな。

政治家の勝手にさせないという官僚側の攻勢に
安倍首相も、そこまで数字を整えるなら、と
自己責任が軽くなった思いもあったでしょう。

各種統計はホントなの?・・素人は思いますがね。


自民の政治家が予算分捕りに血道を上げている事でも
分かるように、増税分は使っちゃう、ようですね。
国民の苦渋の賛成意見も無視。

金遣いの粗いドラ息子に金を見せちゃいけません。

これは借金の返済に充てるのですよ、と言われても
ギャンブルで何倍にもして借金返すと張りきって
使いますからね。
機嫌良く。

都合のよいシナリオしか描きません。

あとで押し寄せてくる現実を前にしても
瞬間反省しますが、すぐまた使う金を探しますね。


景気をよくするための消費税というのが
私にはピンとこないですね。

いま自民党がやろうとしているのは瞬間的な浮揚策
なのですが、消費税は将来に続き、更なる増税への
ステップにしかすぎません。

高い消費税を払うヨーロッパのどこが好景気?
ドイツは東を吸収した効果でしょう。

企業や金持ちの実質的な減税を進めれば
今のアメリカの格差拡大社会になります。


税金が上っても多くの人間の支出が増えるわけでは
ありません。
支出20万円の人は3%=6000円を上乗せするのでなく
実際の消費をその分だけ減らします。

特に先行き不透明で、インフレが迫る世の中では
年寄りを中心に、支出を増やそうとまで言うバカは
そうはいませんから。

今まで企業に向いていたお金が政府に回る
ということは企業は将来に亘って売り上げが
落ちるのです。

だから政治家は企業減税をすると言っています。

しかし、増税の反動で売上が下がる対策ならば
一年で良いのですよね。
逆に、一年だけの減税対策なら、その先も続く
売り上げの減少には無策になります。

・・どうもよく分かりませんね。
朝三暮四の政策にしか思えない。

『口先のアベノミクスに踊る猿。。。』