グルジアの画家ニコ・ピロスマナシビリを描いた
映画です。
映画は1969年にソ蓮のグルジアフィルムで製作され
1978年岩波ホールで上演されました。
ゲオルギー・シェンゲラーヤ監督。
当時私はピロスマニという画家を全く知りません。
映画を見て驚きました。
天才画家、グルジアという国、映画の出来
どれもショッキングな出会いでした。
1974年からの岩波ホール、エキプ・ド・シネマも
時間と共に最初の勢いがなくなり、巨匠の映画を
紹介しながらつないでいる感じを受けましたが
そういった時のこの映画は(目が覚める)もの
でしたね。
思えば幸せな時代でした。
○
先ごろ見たグルジア出身のイオセリアーニ監督の
『群盗七章』
政治的に難しくなっている現代を象徴しています。
『ピロスマニ』がいかに幸せな時代であったか。
静かな映画が苦手な人は別として多くの映画ファン
の愛する作品です。
当時の岩波のパンフレットに羽田澄子監督が文を
寄せられています。
いかにも映画を愛する(当然ではありますが)人の
書かれたものですね。
○
古来、グルジアの辺りは争いが絶えぬ地域です。
今回の(戦争)も細かいことは分からぬにせよ
なにやら絶望的な空気が伝わってきます。
『ピロスマニ』の美しい風土を思い出しながら
21世紀がパンドラの箱そのものであるような
気になってしまいます。
中を覗いてみたら人間が一杯だった・・
映画です。
映画は1969年にソ蓮のグルジアフィルムで製作され
1978年岩波ホールで上演されました。
ゲオルギー・シェンゲラーヤ監督。
当時私はピロスマニという画家を全く知りません。
映画を見て驚きました。
天才画家、グルジアという国、映画の出来
どれもショッキングな出会いでした。
1974年からの岩波ホール、エキプ・ド・シネマも
時間と共に最初の勢いがなくなり、巨匠の映画を
紹介しながらつないでいる感じを受けましたが
そういった時のこの映画は(目が覚める)もの
でしたね。
思えば幸せな時代でした。
○
先ごろ見たグルジア出身のイオセリアーニ監督の
『群盗七章』
政治的に難しくなっている現代を象徴しています。
『ピロスマニ』がいかに幸せな時代であったか。
静かな映画が苦手な人は別として多くの映画ファン
の愛する作品です。
当時の岩波のパンフレットに羽田澄子監督が文を
寄せられています。
いかにも映画を愛する(当然ではありますが)人の
書かれたものですね。
○
古来、グルジアの辺りは争いが絶えぬ地域です。
今回の(戦争)も細かいことは分からぬにせよ
なにやら絶望的な空気が伝わってきます。
『ピロスマニ』の美しい風土を思い出しながら
21世紀がパンドラの箱そのものであるような
気になってしまいます。
中を覗いてみたら人間が一杯だった・・