社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

メトグルコ!!と大日本住友製薬の英断??

2013年02月26日 11時01分04秒 | Weblog
>1月8日の検査結果ですが…。ヘモグロビンA1cが6.7でした。(国際基準。正常値は4.6~6.1。) 泡を喰うほど高くはないが、薬を飲んでいてこれでは…って感じですか??

はい。今日は、6.8でしたよ。はいはい。悪化しましたよ。

ただ薬は、変更なしでした。

もう1回。様子を見るそうです。

意外だったのが、医師の言葉で…。

「アクトスが効かなかったらグリコランに変える。」とか。

DPP4阻害薬じゃあないじゃん。

「グリコランと言っても名前は変わっていますけどね。」


おそらく…。医師はグリコランとメルビンを混同したのではないか…と。

グリコラン⇒日本新薬。メルビン錠⇒大日本住友製薬。

どちらも、先発品扱いですが、薬価は違います。

ところが、ここでメトグルコ錠が係ってくるとややこしくなります。


メトグルコ錠も実は「グリコラン」「メルビン」と同じもの。

じゃあ、何が違うのかというと…。

1日の投与可能な最大容量が違うのです。

「グリコラン」「メルビン」⇒750mg
「メトグルコ」⇒2,250mg

実に3倍の差ですね。

何で名前まで違うかというと…。メトグルコが新薬扱いだから。

海外では、2,250mg投与が当たり前。ところが国内では750㎎でしか承認されていなかったのです。

そこで、急いで大容量の投与が出来るようにしてくれ…との要望が医師側から出されていた…と。

そこで、大日本住友製薬が海外から導入した形で「メトグルコ」を発売したのです。

国内で治験をするよりも、海外から導入した方が、大容量の投与についての承認を得やすかったから…。

そこに目を付けたのは、さすがに大日本住友製薬ですな。
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