タイトルを見て今さらと思った方もいるのではないかと思いますが、実は今秋に北海道に向かい前々から撮りたいと思っていたロイヤルエクスプレスを撮影してきました。しかしながら行けたのは運行の終盤。季節の関係でもっとも撮りたいと思っていた北浜駅周辺の釧網線での撮影は叶わず、日程の都合もあって石北本線内での1発勝負となりましたが大満足の撮影をすることができました。
ロイヤルエクスプレス 西女満別~美幌
晴天が期待できたこの日、ロイヤルエクスプレスを狙える有名ポイントとなったここには多くの人が集まっていましたが、無事に撮りたいと思っていた構図で撮ることができました。ほとんどの人は車で来ていましたが、私のように列車で西女満別駅から歩いて向かう人も何人か見られました(中には羽田空港からの始発便で来てそのまま来る強者もいらっしゃいましたが…)。
さて、話を戻すとこの時はロイヤルを撮った前日午後の女満別便で向かいました。好天にもかかわらず到着の頃はちょうど列車が少ないタイミング。とはいえと思って空港から網走に直で向かわずいったん呼人で下車。呼人駅近くで順光で撮れるかと思っていましたがさすがは秋の北海道、陰る時間が思っていたより早く、とりあえず駅で撮影することに。
この構図、実は以前冬に訪ねたときに雪の中で撮りましたが、こうして日中でも北海道らしい構図にはなりますね。このあと網走に向かった…のですがさらに列車がないタイミングということで駅で自転車を借りてしばらく市内を観光した後、網走駅近くで撮影することにしました。まずは普通列車。
そしてこの日ラストの大雪1号。
後追いですが秋の北海道の夕陽がきれいに当たっていい感じになりました。日が沈んだところで網走駅にロイヤルエクスプレスが到着しましたが、撮影は難しそうだったので少し眺めてこの日は宿でゆっくり過ごしました。
明けて翌日、網走駅から西女満別駅に列車で向かいます。(ちなみにこの時乗った列車がルパン三世ラッピング列車。撮りたかったですがこればかりは仕方なし…。)駅から歩いて10分もかからず撮影ポイントに到着しますが、すでにベスポジと思しきポイントには多くの人がスタンバイ。とはいえ私の撮りたかった構図はまだ残っていたので今回はそちらで待機することとしました。
まずやって来たのが大雪2号。
大雪もこうして晴れで撮れたことのはそうないので、ロイヤルの前に実はけっこう満足していました。次いで網走に向かう3連の普通がやってきます。
この列車は少し離れたところからサイド気味に撮影。本数が少ない石北線でも朝のこの時間はわりと多く、それなりに退屈せずにロイヤルを待つことができました。そうして撮影したのがトップのロイヤルです。もちろん後追いも忘れずに撮影。
半逆光ですが、色が幸いしてほとんどきにならない感じとなりました。ちなみに私がトップのポイントを選んだのはこうして後追いの撮影がしやすいというのがその理由でした。このポイントはサイド気味を含むとそこそこの人数がスタンバイできるところですが、最終的には30人くらいいたと思います。それでもまだ余裕はありそうでした。通過後ほとんどの方は追いかけるべくあっという間にいなくなりましたが、私を含めた3人はそのままこの場所にスタンバイ。その理由がこちら
2両目と言うのが惜しいですが、復刻の宗谷色をつないだキハ40を撮影するためです。これはこれでよい記録となりました。ちなみにこの構図が先述のここでのベスポジと思われるところです。これを撮ったところでまだ11時前と早いですが、この後本数がガクッと減ること、側面に日が当たらなくなりそうだったこと、さらにはすでに長い時間立っていたこともあってこの日の撮影は終了とし、そのまま女満別空港まで歩いて移動し帰ることとしました。余談ですが、個人的にこのポイントは女満別空港至近というのが最大のメリットな気がします。ちなみにこの時最後まで残っていた3人のうち私ともうおひとりが帰りの飛行機でまさかの前後席になり、お互い不思議なものですねといいながら羽田空港でお別れしたのでした。
滞在時間は短かったですがロイヤル、大雪、キハ40としっかり撮影でき楽しい遠征となりました。北海道は来春のダイヤ改正でキハ283やキハ40に大きな動きがあるようです。雪の時期に1度は訪ねておきたいところですが、はたしてどうなるでしょうか。最後に、詳細は割愛しますが直近私ごとで撮影に関しての不運が続いています。一部の方には話を聞いてもらっているものの、年の終わりに残念な状態になっています。そんなこともありこの後は趣味活動はじめいいことがあればいいなと思うこのごろです。
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