○'s Train Photo Weblog オレホビ

まったり千葉を中心に撮影中。時々大きな遠征もします。

最後の381系 やくも撮影

2024-06-14 19:23:20 | 岡山

直近はカメラとPCの買い替えをしたこともあって更新に時間がかかっていましたが、ようやく時間ができました。

調子の悪い状態で長らく使った80Dもそろそろ限界と、ミラーレスカメラを購入しました。その軽さと性能差に驚くところですが徐々に慣れてきたところです。そのミラーレスカメラに更新して最初の遠征としたのが長らく見てきた381系の最後の撮影です。それはまぁ行くなら新見以北に行きたいところですが昨今の情勢を考えるとそれは避けておこうと、久々にお仲間さんに案内してもらって381系の撮影に向かったのでした。

トップはこちら やくも19号 緑色編成の381系

撮影場所は木野山駅のすぐ近く。岡山にいたころは意外にも撮れると気付いておらず、今回案内してもらって撮れると気付いたのでした。

まず朝の話。沿線でピックアップしてもらって本日の目的地である備中川面駅周辺に向かいました。まず撮影したのは貨物列車。

こんな感じでトンネル飛び出しで撮ったのも初めてですね。

いろいろ候補地を巡って国鉄色のやくも8号を撮ると決めたのは備中川面駅。ここで273系と交換するので並びを撮ろうとしていたのですが、273系が8両でホームをはみ出して撮れずじまいというまさかの始まり。まぁこちら側は過去に撮っているからと諦めます。

次いでこの日の大本命、やくも9号を撮ることにします。撮影地は知る人ぞ知る高梁川からの撮影。

この日の本命ということもあってベスポジを確保ししばらく待っていましたが、十分なものが撮れました。

この後は定番の備中川面駅近くの鉄橋へ向かいます。ここで狙うはゆったりやくも編成。

赤スカート編成を撮れて満足です。ここも岡山にいたころはよく通いましたが、これが最後かと思うと寂しいものですね。

次いで木野山駅近くへこの折り返しを狙うべく移動します。

ここで初めて撮りましたがダイナミックでいい感じですね。しかし、私の80Dだとこの構図で撮るのはできなかったのでカメラを更新していて良かったと思った1枚です。

再度川面側に戻って緑色の381系を狙います。

この時間になると正面に日が当たらなかったのですが、撮れただけありがたいです。

そして最後に再度木野山の鉄橋に向かいます。岡山にいたころにはこんなに人が集まるポイントではなかったのですが、SNSの時代のせいでしょう。ほんと多くの人が集まっていたなというところ。

緑やくもの前にやって来たのが115系の6連。

この時間に115系があると思っていなかったのに加えて長い編成が来るとはというところでしたが、これはいい感じに撮れました。

そして最後に撮ったのがトップの1枚。この日1日を締めるには大満足の1枚となりました。この後備中高梁駅まで送っていただきこの日は終了。皆様、本当にありがとうございました。また岡山に向かった際には何卒よろしくお願いします。

さて、381系も明日の朝を持って定期運転は終了となります。多客期には臨時で入るような話もありますが、また1つの時代が終わったかなというところ。そういう意味ではキハ185系が本当に貴重な国鉄型の雄姿になってきますね。


2024GW後半 SL高崎駅開業140周年記念号を

2024-05-19 18:56:29 | 首都圏

大型連休後半の話です。実はタイトルにしたこの列車、当初は全く走ることすら気にしていなかったのですが、偶然が重なって撮影にまで行くことになりました。

SLみなかみ 高崎駅開業140周年記念号 上牧駅にて

事の始まりは5/3。この日はこちらにいる友人とお互い時間があるのでどこか行こうかくらいに話して早朝の上野駅にて落ち合うことに。何か面白いネタでもないかとSLでも乗りに行くかと軽く話していて群馬でもどうかと言う話に。その時間なら高崎まで間に合うということで切符を見たら運よく横並びの席が空いていたので確保し、高崎に向かうこととしたのでした。そして高崎に到着。ここでこの日イベントがあることに気づき、なおかつ対象が乗るSLであることが判明。C61 20を先頭にしたこの列車、レトロ客車で盛大な歓迎を受けたのでした。当然ながら撮るつもりもなく乗り鉄メインで向かっていたこの日は客車の乗車を存分に楽しんだのですが、これは撮っておきたいと改めて5/5に再度高崎へ向かったのでした。

向かったのはいいものの過去の経験で、徒歩鉄をしている身として水上行の列車を順光で撮れるところはないに等しいので数を稼ぐ作戦に出ました。ということで最初に向かったのは新前橋駅。

駅に到着するところなので煙は期待できませんが、ほぼ順光で撮れる貴重なところ。もっともこのホーム先端は昨今の事情では微妙な位置だなと思っていたのですが、乗っていた時に撮れると判断できたので向かった次第。先客はいましたが無事に記録することができました。

続いて後続の列車で岩本駅へ移動しました。ここも下りSLのお手軽定番ポイントでしたが初訪問。そこそこ人出があることはわかっていましたが、やっぱり直前の到着ではめぼしいポイントは埋まっており、妥協ポイントで撮影。

ここは山を登るところで煙を出すシーンを撮ることができますが、やっぱり逆光は逆光。1回撮ってみたことで次回以降の判断の材料にできれば良しとしましょう。

高崎行を待つことにしますが、時間が空くのでいったん渋川に戻って食事をとって上牧駅に向かいます。人が多そうだと思っていたものの1人しかおらず、その後も1人やって来ただけというのは意外でしたがおかげで良い位置を確保できました。そうして撮ったのがトップの写真です。上りは山下りなので煙は期待できませんが、C61 20を先頭にして旧型客車を引く姿を撮れただけで十分でしょう。

これを撮って再び新前橋へ移動します。時間はギリギリですが、昨夏訪ねた新前橋駅近くのポイントに向かいます。

傾いてきた日を浴びていい感じに撮ることができました。構図を選んでいる時間はなかったので撮れただけで十分です。ここでは撮影後に地元の方と話が盛り上がって、駅に戻る道中も楽しい時間を過ごすことができ、この日は1日SLを追いかけて満足な活動ができたのでした。

さて、ここに向かったとして撮れるのは211系とE257系くらい(時期が合えば四季島を撮ることができますが)。211系は静岡ではかなり注目されていましたが、群馬ではそれほどといったところ。今回は幕車が撮れたので紹介。

新前橋にて。吾妻線というのがある意味レアなのかもしれません。

こちらは一般的はLED幕の6連。日中6連も少ないのでそういう意味ではレアかも。

渋川以北は本数も減ってしまうので撮れるだけである意味貴重。

といった大型連休後半の紹介でした。

さて、そろそろ梅雨に入ってもおかしくない頃になってきました。しかしながら今年は昨年に比べて気温は低く、夏が近づいているイメージからは程遠いところです。


2024GW前半 新潟にてE653系上沼垂色を 

2024-05-06 18:35:05 | 遠征

今年のゴールデンウィークは社会人になって初めて帰省しない休みとなりました。カレンダーでは前半3連休+後半4連休となっていたことから、帰省するにも混雑が集中しそうだし新幹線も飛行機も高くなっている上に良い時間が空いていなかったので今回はやめておくこととしました。結果、特に後半に多くの方の移動が集中したようです。

今回はその前半の話。特に予定もなく、時間があったらどこか行こうか程度に思っていました。その初日にSNSを見ていてE653系の上沼垂色の話題を拾いました。運用は過去の遠征からなんとなくわかっているので考えていたら、どうやらその時間から出ても間に合いそうな予感。何もすることがなかった休みでしたが、まぁ行ってみようとあのあたりで行ってみたかったところに行く行程も併せて午後から出かけることにしたのでした。ただ、ゴールデンウィークは週末パスが使えないのが痛いところ。金券ショップでJR東の株主優待券を購入して今回の移動としました。

トップはもちろんE653系 しらゆき1号 上沼垂色

これを撮影したのは出かけた翌日。これ以上ない晴天の下、カメラも無事に機能し最近ではトップクラスの満足度の1枚が撮れました。

話を初日に戻して、まずやってきたのは高田駅。しらゆき6号に上沼垂色が入ることはわかっていましたが、移動時間を考えたら駅近くでの対応になり、順光になるところといったらここくらい。でしたが天気予報に反して上越市界隈は曇り。どうやら晴れるのが遅れており、あえなく曇り空での撮影となったのでした。ということで撮影したのがこちら

これ、実は上越妙高から直江津に回送されているところ。晴れたらド逆光ですが、この天気を利用して撮影しました。これを撮っている時には近所の方に声をかけてもらって話が弾み、親切にしてもらいました。

ちなみに本来撮ろうと思っていた構図はこちら

これも現地に着くまで頭になかった雪月花。スタンバイしていたら遠くに見えて急いで準備しました。大型連休中なのに以外にも乗車率が低かったように見えました。

続いて直江津駅に移動しました。ここでは回送している編成を撮れるのですが、残念ながらこの時間でも晴れず。

直江津駅の外から撮れる以外にも穴場的な位置です。この列車が上越妙高に向かった後、トキめき鉄道の急行が入ってきます。

とうとうこのタイミングでバリ晴れ。この感じで撮りたかったところですが、こればっかりは仕方ないところ。翌日の好天を期待して狙っていたポイントの近く、東三条まで上沼垂色のしらゆき7号で移動しました。

余談ですが、昨今の新潟市周辺のホテルの価格は非常に高額になっています。前回もそうでしたが市内はとにかく高くとても手が出る値段ではありません。今回は撮影地を東三条で考えていたので、たまたま燕三条駅近くの大手チェーンに空きを見つけましたがそれでも他所の値段からすると割高。新潟ってインバウンドの印象はそれほどないのですが、ここぞとばかりに値段設定しているような気がします。

翌日は東三条~保内間へ。今回の上沼垂色撮影の本命ポイントです。結果はトップのとおり文句なし。多数の撮影者が集まるのではないかと思っていましたが、そこまで多くなくベストポジションで大満足の撮影ができました。

見慣れてしまったE129系もこれだけの晴天の下では撮り甲斐があるものです。トップのしらゆき1号を撮影後、新津へ移動します。折り返しのしらゆき4号が狙いですが、この時間この周辺で順光で撮れるお手軽ポイントはあまりありません。地図で調べわずかな可能性に期待して新津に降りたのですが、ばんえつ物語は移動してきた列車が着いてすぐの出発につき今回は見るだけ。しらゆき4号狙いの位置まで来ましたがなんとかはなりそうだとダメもとで撮影しました。

まぁ悪くはないのではないでしょうか。

これを撮って新潟駅に移動します。新潟駅は新しく商業施設がオープンしたところで観光客と地元の方とでごった返していました。新潟に向かったのはこの後いなほ5号で鶴岡に向かうため。というのも今回は前述のとおり株主優待券での移動となったのでどうせならと前から城めぐりに行きたかった鶴ヶ岡城に行くべく、鶴岡まで行くこととしていたのでした。待ち時間でしらゆき3号を撮影します。

これまでこの色ばっかり撮っていたので、上沼垂色は新鮮です。この位置、難しいかなと思っていましたが4両が幸いしてきれいに収まってくれました。

こちらがこの日のいなほ5号、はまなす色でした。

新潟駅は新しくなって停車中の列車の撮影は色を出すのがかなり難しくなりました。連休初日の割にこの列車の乗車率はそれほどでもなく、のんびり鶴岡まで移動しました。

鶴岡についてせっかくだからと撮影もすることにしました。が、鶴岡の撮影地については全く調べずに来たのでとにかく地図だけを頼りに移動。どうやらすぐに上りのいなほがやってきそうなので近くの鉄橋まで大急ぎで移動しました。

鉄橋がトラスであるのは地図でわかっていたのでもっと手前まで引いて撮るつもりでしたが、この先は柵があってちょうど被ってしまいます。ギリギリのところで撮りましたが、これはイマイチ。撮れていなかった瑠璃色編成だったので惜しいところです。この後駅に戻って海里の撮影位置を探したところ、なんとかなりそうなところを発見しました。

草が生えていたり、完全順光にはならずでしたが、まぁよしとしましょう。これを撮って大急ぎで鶴ヶ岡城に向かいました。なお、帰りは庄内空港から飛行機で戻りました。急きょ決めた割には十分の遠征ができたと思います。

後半はまた予定になかった撮影をすることになったのですが、それはまた次の更新ででも。


晴れた春の日に

2024-04-21 18:20:03 | 遠征

最近は今まで抑えていた遠征を積極的にしておこうという気が起きていることもあり、春の日の下で何か撮ろうと思って新潟方面に向かうことにしました。

トップはこちら ばんえつ物語号 五十島~三川にて

ばんえつ物語号の撮影は2回目ですが、煙を出して走る姿は初めて撮れました。もっとも本来は桜と一緒にと思って隣の咲花駅を目指していたのですが、人の多さと構図の少なさからあえてパスし、走行写真の定番であるこちらに来ました。桜の撮影で分散したのか思っていたより人も少なく、良い構図で撮ることができました。今回磐越西線で撮ったのはこれ1つですが、撮りやすい時間に普通列車が設定されていて移動しやすかったです。

今回は新潟に向かう前にまず真岡鉄道に立ち寄りました。もちろん撮るのはSLですが、先ずはその回送列車から。

定番の折本駅近くのポイントですが、久々に行ったら看板があることを忘れておりこれを処理するのに一苦労。いったんは望遠で撮りましたが、この感じだとほかのポイントもトライするのもありかもしれません。

ちなみにここは沿線の桜とも併せて撮ることができます。1両くらいがちょうどいいかな。

この後桜と併せて撮ろうと思って移動しましたが思っていた駅と間違えて久下田駅で下車。久下田も桜と撮れる定番ですが超望遠レンズが必要なので、桜の強調は難しくなんとか撮影したのがこちら

煙の向こうに駅と桜があるのですが、ちょっと弱いですかね。

真岡鉄道の撮影はここまでとし、新潟へ移動します。やって来たのは定番の東光寺駅。この日は柳都Shu*Kuraが設定されているのでこの列車を撮影することにします。もっとも東光寺は桜で有名な撮影地ですが、この列車に関してはこれまでなぜかうまくピントが合わず、再トライしたかった次第。

今回は完璧。あの故障同然のカメラでこれだけ撮れれば100点です。と、この日はここで終了とします。

翌日は磐越西線に向かう前にこちらも新潟に行った時の定番である東新潟でいなほ1号を撮影します。

せっかくのこの色の編成でしたが、こっちはカメラが不調でなんとか収まってくれた1枚。まぁ撮れていれば十分なのでヨシとします。

この後磐越西線に移動し、ばんえつ物語を撮影して再び東光寺へ。今回は前日撮らなかった桜とのコラボを狙います。まずはしらゆきから。

撮れたと思ったものの、これだと桜が隠れていまひとつかなぁ…。ということでShu*kuraは少し手前で撮影。

影が延びてくるので難しかったですが、なんとか撮れたかなというところです。

と簡単に定番撮影地で撮影してきました。これだけ撮れたら気分もよく、行ってよかったなというところですね。ただ、1つだけ言うと今回長い時間過ごした東光寺駅、自販機も店も何もないので長時間過ごすのは大変でした。


年度末の鹿児島遠征

2024-04-06 08:40:03 | 遠征

2023年度末の3月最後の最後、やることもやったので余った年休を使おうとここぞとばかりに鹿児島に行ってきました。今回は完全に乗りと旅に徹し、撮影したのはその合間の物になりますが旅の内容から紹介したく思います。今回の行き先の候補のキーワードはとにかく端。稚内にするか、行ったことのない襟裳岬等候補はありましたが、最終的にはやってみたいことがいろいろ思いつき、枕崎をターゲットに鹿児島に向かうこととしました。

トップはこちら

今年は開花が遅れている桜、キハ47と一緒に撮ることができました。

と、当日羽田に向かったのですが、どうやら飛行機が全体的に遅れている模様。私が乗る予定だった飛行機もどんどん出発が遅れ、結局鹿児島空港に着いたのは90分遅れ。目的地に向かって乗ろうと思っていた嘉例川行のバスに乗れず接続する列車に乗れないことが確定し、次の列車の時間まで空港でしばらく飛行機を眺めていました。

しばらくして、嘉例川駅に向かったところ桜が満開であることに気づきました。関東はまだ全然咲いていないので意識していなかったのですが、これだけ咲いていたら併せて撮っておこうと本来乗る予定だったこの列車を撮影することとしました。九州らしい感じの撮影ができて大満足です。

隼人方面はこのように花がきれいになるのですが、なんせ逆光。惜しいところです。

この日はもう1つの乗りの目的としていた吉都線方面へ。せっかくなのでと沿線にある京町温泉に泊まることとしました。

翌日は早朝から動きだし、吉都線で都城方面へ向かいます。

京町温泉駅のすぐ近くに桜が咲いていたのですが、構図はいまひとつ…とはいえ早朝の光で撮れたことをまずはよしとしましょう。

そのまま吉都線の旅を楽しみ都城へ。鹿児島方面に向かう特急がない時間だったのですぐの接続だった普通列車で向かうことに。普通列車に乗ったことで途中駅で787系と桜の写真を撮ることができました。

これも構図はいまひとつですが、撮れただけよしとします。

鹿児島中央で荷物をいったん置いた後、鹿児島駅へ。せっかくなので鹿児島城を訪ねます。鹿児島城へは歩いて行けるので、その途中鹿児島市電を撮りつつ向かいました。

鹿児島城を訪ねた後、午後は枕崎に向かいます。とはいえ指宿枕崎線を往復するのは大変なので、片道は違う行程で行こうとし、伊集院からバスで向かうこととしました。この路線はかつての鹿児島交通枕崎線に近いところを走るので今でもその跡を見ながら向かうことができました。

バスに乗ること2時間弱、枕崎駅に到着しました。

乗る列車までは1時間くらいあるので枕崎の街を観光します。観光案内所で何か食事でもと話していたら、ここで食べていいからスーパーで「ぶえんかつおを買ってきなさい、ただし値下げシールが付いているのはダメ」とのこと。枕崎では解凍したてのかつおをぶえんかつおの名で売り出していて、解凍したてというのがポイントのことでした。ということで元々の枕崎駅があった位置にあるスーパーで買ってきてのんびり食事しながら、列車の出発を待ちました。

枕崎駅のホームです。かつてはこの先(写真奥に写っているのが上記のスーパー)に鹿児島交通共々駅があったとのことですが、今はこの位置です。そうしてこの列車に乗って3時間弱、鹿児島中央まで開聞岳や指宿の街を見ながらのんびり鉄道旅を楽しんできました。指宿枕崎線に乗るのは初めてだったのですが、坂之上駅からはどの駅もそこそこ乗ってきて鹿児島市内は需要が高い路線であることを感じました。

最終日は本来なら飛行機で帰るつもりでしたが、年度末ということで九州発の便は軒並み満席で乗れる余地がない状況。ならばとこれも一度はやってみたかった鹿児島中央から東京まで新幹線での移動を行うこととしました。

朝は鹿児島市電の未乗区間に乗り、鹿児島中央駅へ。せっかくなので指宿のたまて箱を撮影。時間の都合で撮れるところがこの鹿児島中央駅すぐ横の踏切くらいしか思いつかず。光線は順光なのですが、この時期はまだビル影の中でした。

こちらは出発前にたまたま撮りやすいホームに入ってくれたので撮れたN700系。鹿児島中央駅でこうやって撮れたのは初めてですね。

10時過ぎのみずほに乗り、博多でのぞみに乗りついで東京に向かうこととしました。飛行機が満席ということもあってかこの時間で自由席もそこそこの乗車率、博多に着くころには立ち客が多数いる状況でした。博多で乗り換えのためにいったん降り、合間にたまたまあったゆふを撮影しました。

しかし、キハ185系5両ですか…今の四国ではお盆の時期くらいにしか撮れない編成が九州では日常的な光景なんですね。まぁ乗客のほとんどが外国人旅行客なんでしょうが。

この後博多から5時間の新幹線の移動となりました。こちらは特に紹介することもないかなと思っていましたが、やっぱりどの駅からも乗ってくる方が多かったのと、トラブルで遅延が発生したため最終的に5時間半近くの乗車となったのでした。どんなものかと思って乗りましたが、さすがに遠かったですね。今じゃ車内販売もグリーン車でしかやっていないのですが、やっぱり長時間には何かしら全体的に販売サービスは欲しいところですね。

と、気分転換にはちょうどよい遠征になったのでした。


富士山とのコラボを狙って

2024-03-21 20:22:57 | 遠征

暖かいと思っていたら足元は気温がかなり下がって寒くなったりと体には随分堪えるここ最近になっています。

寒い時期といえば富士山ということで、ここ最近何度も富士市周辺へ通いました。実は本当の目的はドクターイエローだったのですが…なんと3戦3敗というなんとも言えない結果が続いており、いつか満足する写真が撮れればまとめてそのあたりの苦労話を載せてみようかと思っています。

さて、何度も通った今回のチャレンジですが富士山とのコラボとしての結果はこちらで

以前にも同じような構図で撮ったものはありますが、やはりこうしてヘッドマーク付きの列車と一緒になると鉄道写真という感じが出ます。

211系は近い将来静岡地区からの引退が決まっているようで、今回の遠征でも211系をメインに撮影に来たという方と多く出会いました。この編成は元セントラルライナー編成が組まれていました。この編成も単独で撮ってみたいところです。

富士山が見えている時は良いのですが、山の天気は変わりやすく朝見えていても午後には見えないということもよくあります。そんな時は列車メインでの撮影になります。今回はその際にたまたま臨時列車を撮ることができました。

臨時快速 さわやかウォーキング号

373系を使用した編成。この列車は初めて撮ることができました。富士山が見えなかった日なので編成写真としましたがヘッドマークが良く見えるので今回に限ってはこの方が良かったですね。

16時台のふじかわ

日が長くなってきたので、この時間の列車も撮ることができるようになってきました。上のさわやかウォーキングと同じ日に撮りましたが、夕方の光で車体が強調されていますね。

ふじかわの後続の普通列車。富士山が見えていればという日でしたが、夕方の光を浴びて走る211系も悪くないですね。

最後に比較用にセントラルライナー編成付の編成写真を。

普通列車と特急、時々貨物列車と運転頻度は多い方なので、数時間ならのんびり構えて過ごすことができます。

今シーズンも富士山が撮れる時期はそろそろ終わりになってきます。チャンスがあれば通っておきたいところです。


ダイヤ改正前の房総特急を中心に撮影

2024-03-10 18:16:30 | 首都圏

気づけばこの週末がダイヤ改正になりました。ご存知のとおり房総地区はかなり変化があり、はっきり言って普段使いから週末の利用まで悪い変化が目立っており、次回以降の改正でいかに戻してくれるのかといったところです。これについては最後にちょっと個人の意見も書いてみようと思います。

ということで、今回の改正で一番大きく変わる…はずだった255系と話題として有名になった通勤快速を狙ってみようと近場に出向いてみました。

トップはさざなみ6号

平日だけ走る255系の内房線の運用で撮影はかなり難しかったのですが、余っていた年休を使い平日に撮影に行ってきました。前回の富士山を大きく背景にした位置にするか迷いましたが一度くらいは編成撮りをしておきたく袖ケ浦の有名ポイントで撮影。ここでも右端に写っているように富士山を入れることができ、行った甲斐がありました。

この日は平日ながら先客があり、狙っていた位置から前で撮ることとしました(帰り際にお話したらどうやら手持ちだったら入れるスペースがあったようでしたが…)。

さざなみ4号

朝日が当たって色づいた編成を撮ることができました。なお、この写真は富士山を入れず列車の強調としました。

209系は失敗してもいいやと思って富士山を入れてみたら、小さいながらも好天のお陰で思いのほかしっくりきたので、これを例に255系は富士山とのコラボにすることを決めました。

この日のもう一つのお目当て、通勤快速

これは幕を強調したく列車メインにしたのですが、残念ながらこの日は幕の写らないタイプの編成でした。色で通勤快速とわかりはするものの、いまひとつでした。とはいえトップにした255系が抜群にきれいに撮れたのでこの日は大満足となりました。

別の日、京葉線内で255系を撮っておこうと葛西臨海公園駅へ。

午前唯一の255系での運用になるわかしお3号をこの時期に順光で狙うとなればここくらいしかない(舞浜駅はかなり撮りにくくなったし南船橋は障害物が多く入る)ので、そこそこの人数が集まっていました。

そしてもう1つ、今回の改正でなくなるE257系の10連

わかしお3号からほどなくしてやって来た回送列車を撮影。しばらく待てば定期のわかしお5号がやってきますがこの日は寒かったのでこれで妥協しました。

まだしばらくは255系などは走るようなので、機会があれば撮れたらいいかなと思っています。

 

最後に、今回の改正について個人的な意見を書かせてください。

・京葉線の快速廃止

通勤快速は他路線の状況からやむを得ないと思いますが、せめて朝夕の快速は残して欲しかったです。特に土日夕方に東京から京葉線沿線に帰ってくるのが普通しかなく、早く帰りたくても特急も多く廃止というのはひどい。混雑の緩和というのははっきり言って言い訳です。早く着きたいから多くの人は快速を使うんです。そういえば快速も昨年の改正で大きく減らされたのでした…。今思えばこれも1年後を見据えたステップだったようですね。(特に夕方以降の快速は時間調整と称した停車が設定され所要時間がサイレントで延ばされてたりしていまして…。)乗車率に差があるのなら実際にその数値を示せばまだよいのですがそれもせず、そうだと言い張っているだけですよね。ユーザーだから言わせてください。東京から千葉市以遠は結構遠いんです。

・土休日の特急が多く廃止

上述のとおり。日中は間引きされ夜間は多く廃止。その代替になるのは普通。指定席化は他路線もそうだから仕方ないとはいえ…これはサービスダウンでしょう。

・グリーン料金改定

「事前料金廃止」はかなり混乱を招くと思います。現在多くの末端路線でグリーンアテンダント不在の区間が多々存在しています。どんなことが起こると思います?その対策、何も発表されていないですよね…。

最後に、営利企業だからという方(ここの訪問者さんにいるかな…?)に問います。「公共」を担っている会社が一方的な理由で値上げしてサービス低下させたら全てそれで納得しますか。電力・ガス会社だったら?NHKだったら?…どうですか?そういえばバリアフリーと称して昨今運賃改定を行いましたが…それを使った施設改善の報告がないのはどうしてなのでしょうね。


255系中心に近場で撮影

2024-02-25 08:22:02 | 首都圏

直近はかなり寒くなっていますが、これを越えたら春がやってきそうです。今年は桜も早そうですね。

さて、3月のダイヤ改正を前に255系を中心に近場で撮影してきました(と言っても撮ってから時間が経ったものもあるのですが)。255系は3月の改正で定期列車から引退と言われ撮影者もかなり多くなっていましたが、ほとんどアナウンスなくしれっと運用の延長が決まっていました。とはいえ車体を見ているとボロボロになっており、運用終了が近いことには違いないところでしょう。

晴れてもその姿がきれいに見えることが難しい富士山と255系。

ここは富士山との撮影ができる定番。きれいな姿と撮りたく通ってはいるものの、晴れていても富士山の周りにだけ雲が出てすっきり見えることは意外と難しいものです。足元は天気も悪く、後何回ここで狙えるでしょうか。

217系もE235系の置き換えが着々と進んでいますので、この構図で狙えるのもそんなに長くないかもしれません。

別の日に小岩駅にてしおさいを撮影。

やっぱりお手軽ということもありそこそこ人が集まっているところです。

こちらは217系。

小岩駅で順光で撮れるのは早朝になるのと定員が少なさそうなので、人気列車が走るときは意外と難しそうでした。

最後に新宿わかしお。

 

こちらは今後もこの編成で走るようですが、撮れるうちに撮っておきたいところですね。

255系や房総特急はしばらくは撮影者が多そうなので、様子を見ながらにはなりそうですが機会があったらというところです。

※掲載当初から一部本文を訂正しました。


2024年1月 シティライナーとスカイライナー

2024-02-03 06:41:01 | 首都圏

毎年恒例ですが年始は成田山への参拝客輸送のため京成で臨時のシティライナーが設定されます。特別の歌舞伎ヘッドマークが付いて近場を走ることからネタとしてここ毎年の定例撮影になっていますが、今年も行ってきました。

これは今年最初の撮影分。前回の記事にしたしなのを撮影した遠征当日の移動前に撮影しました。とはいえこの日は薄曇りで色はあまり映えなかった上、この撮影もカメラの不調に遭ってしなのと同様にギリギリなんとか収まったものでした。そういえば今年の歌舞伎塗装は例年書かれていた「令和○年」の表示がなくなっていました。

後日改めて訪問。さすがにこの日は天気が良かったので何名か先に来ており、前回から違う位置で撮影することに。

望遠にする必要がある位置ですが、こちらの方が歌舞伎塗装が強調されます。今年に限ってはこの位置からだと線路脇に育った草があり、それに加えて架線影との調整が難しかったですが、無事に撮影できました。

そして時間を空けて1月後半。このシティライナーの歌舞伎塗装だけでなく、どうやら現在AE編成には多くのラッピングがされているということで、混むのを承知で高砂駅に向かってみました。やっぱりそこそこの人数が集まっていましたが、まぁなんとか撮れそうなのでスタンバイすることに。

後ろに下がった位置から撮っているのでこんな感じ。と、意外にもこの列車が行ったところでほとんどの人が退却したので好位置が空いてくれました。私としてはこの後来るとわかっていたこっち編成の方を撮りたかったので好都合…

スカイライナー50周辺記念イラスト付き編成です。少しわかりにくいですが側面にもイラストが付いており、現在走っている記念編成ではこれを記録しておきたかったのでよかったです。

さらに別の日、あまり知られていませんがこの時期富士山とコラボできる新鎌ヶ谷駅にて撮影。

この時はついでに近かったので編成を選べずノーマルの編成となりましたが、これはこれで。

とこの編成を追いかけることの多かった1月でした。これ以外にも最近の中ではかなり鉄分を多めにしたので撮影したものがまだ残っていますので、追々紹介できればと思います。


中央西線の有名ポイントで383系を

2024-01-21 19:01:01 | 遠征

本来ならここに行くならもう少し日の長くなった頃がよさそうですが、近くに行ったついでに鉄道写真をしていたら一度くらいは見たことがあろう構図のポイントに向かってみました。

しなの3号 大桑~須原間にて

実はこの日はカメラの調子にかなり左右されていたのですが、よりによってこの列車もモロに受けてしまいました。狙っていた位置でシャッターが切れず、ギリギリなんとか入ってくれた1枚ですが、この先が長くないであろう383系を撮れてよかったです。

本来の目的は城めぐりで、この前日に前々から行ってみたかった岩村城とすぐ近くにある苗木城を訪ねてきました。さすがに日帰りはつらいので泊まりにしたのですが、岩村城を降りている時に上のポイントのことをふと思い出し、早朝からここに向かいました。ポイントはちょうど両駅の中間、タクシーなどなく歩いて行かなくてはいけないところでしたがなんとか到着。

前述のとおり、時期的に日が当たるのは少し時間がかかるだろうと思っていましたが、後の行程を考えると撮れるのはしなの1号と3号の2つのみ。練習も兼ねて1号から撮ろうと向かいました。ちなみにちょうど中間くらいなので須原駅から歩いて撮影地に向かい、帰りには大桑駅まで歩きましたが、須原からの方が旧中山道と宿場町を歩いて行けるので雰囲気もあってそっちの方が面白かったです。

まずやって来たのが名古屋行のしなの2号

前日夜は撮影地界隈も少々雪が降っていたのですが長野の方は結構降っていたようで、雪と凍結が見られました。これを撮っていた時は曇って(というか霧に近かった)いましたが、徐々に晴れたきたもののやっぱり1号のタイミングは日が当たらなそう。

ということでかなり望遠にし、先頭に影がかからない位置で狙います。

これはこれで面白い構図です。そのまま本来狙っていた構図に変えて撮影。

こんな感じで、日が当たるのはもう少し先のようです。この構図でしなの3号も撮りたかったのですが、うまくいかないものです。

この間やってきた列車として反対方向に向かう貨物列車。

少し前まではこの列車と大桑駅でEF64重連の貨物がやってきていたようですが、今は来ず…。

しなの3号を撮って苗木に向かい、戻ってきた後名古屋へ戻りました。ちょうどひだがやってくるようなので併せて撮影。

名古屋駅の先端は東海道線の列車の関係もあり駅員の目が厳しいので、ある程度の位置で撮れればいいやといった感じで撮ったものですが、記録としてはよしとしましょう。

ついでの割には岩村城に向かう時に岩村駅からしっかり歩いて山登り、撮影の時は須原から大桑まで歩き、と歩いてばっかりの遠征でしたが、結果としては満足できる結果になりました。