前回の大樹もそうなのですが、最近私の中でプチSL撮影ブームがやってきています。思えば岡山にいた頃よりもそこそこの距離の中でいくらかのSLが走っている関東近郊ですが、その中でも非電化区間を走るものといえば意外と少ないもので、今回はその代表格であるばんえつ物語号を狙うべく新潟に向かうこととしました。
トップはこちら ばんえつ物語 五泉~猿和田間にて
新潟近郊では指折りの有名ポイントである早出川鉄橋です。今回ここに行くのに車で行こうかとかなり考えましたが(新潟からレンタカーで移動するのも面倒だったし)、地図を見る限り歩けるだろうと判断して猿和田駅から徒歩で向かいました。先行の列車で猿和田で降り、30分くらい歩いて現地到着しましたが予想より時間はなく、すぐにやってきました。ここはどちらかというと煙は期待できないところのようでしたので、そこは予定のうち。とりあえず快晴の下で、撮れたことに一安心しました。
この日も20~30人くらいの方がいたと思います。乗車率もまずまずのようで、人気はまだまだあるようでした。このあとは再び猿和田へ…は戻らずに五泉駅へまた30分程度かけて戻りました。真夏ではないもののトータルで1時間くらいも歩けばけっこう堪えましたが、行って良かったと思える1枚は撮ることができました。
さて、ばんえつ物語を新津側で撮ろうと思うと東京方面からではけっこう朝の時間がタイトになります。そこで今回は新潟で前泊し、早朝は新潟付近で撮影したのち磐越西線に向かいました。
先ず向かったのは東新潟駅。白新線は駅撮りでもそれなりに撮れそうなところが多そうでしたが、後の行程から新潟駅に近い東新潟に向かいました。
まずやって来たのがキハ110系。
普通とありますが、実際は新崎へ向かう回送列車です。時刻表にないので何が来たのかと思いましたが、GV-E400系が増えている中では貴重な存在になりつつあるキハ110系を撮れたのは良い成果になりました。
ここでメインと考えていたのはいなほ1号
これまでも乗ったり見たりしていたこの編成ですが、まともに走っている姿を撮ったのは初めてです。これを撮って早出川鉄橋へ向かいました。
ばんえつ物語を撮った後は新津で昼食をとることにしました。新津駅から歩いて10分くらいにあった地元の人気店らしき食堂に向かいました。すでにほぼ満席のところすぐに座れたものの個人店ゆえに提供速度が思っていたよりも遅く、そんなに時間がかからないだろうと思って頼んだ丼メニューが出てくるのに45分もかかってしまい、乗ろうとしていた信越線の長岡方面の列車に乗ることができなくなってしまいました。やむなく新津駅で予定変更し、萩川駅に向かうこととします。
ここで狙ったのはしらゆき6号
思えばこの列車も走行シーンを撮れたのは初めてなので、結果オーライと考えましょう。
続いて東光寺駅に向かいました。ここで狙うのは柳都 Shu*Kura。この編成も場所さえ拘らなければ撮りやすい列車ですが、この日の列車名にもある柳都、新潟に向かうことはそんなに多くないので田んぼの真ん中にある東光寺駅でそれらしい写真を撮ろうと思っていました。
新津で予定が変わったこともあり、ここで待つこと約2時間。その間やって来たのはE129系が1本だけという本数は寂しいところですが晴天下で撮れたのでヨシとしましょう。
これを撮るころには上述の徒歩の疲れが出てきていたので、この日はここで切り上げて帰ることとしました。
新潟も新幹線を使えば割とすぐ着くのですが、その後は車がないと移動がつらいのでそこは次に新潟に行くことがあった時の課題にはなりますが、ばんえつ物語をはじめまだ撮ったことない海里や新潟色の115系など気になる列車がまだあるので、また機会があれば行ってみたいところです。