今年は記録的な梅雨入りの早さになりそうです。天気予報を見ると関東もこの先ずっと曇りや雨模様。これではしばらく撮影もできなさそうな予感がしています。
ということで梅雨入り前の最後の週末になりそうなので前々から行っておきたかった山梨のリニア実験線に行ってきました。大月駅からセンターまではバスが出ており、これを活用するとアクセスも容易です。(ちなみに大月駅発着以外にも都留市駅方面に向かうコミュニティバスもあったので、これを使うと富士吉田方面にもうまく行けそうです。)
トップはこちら。リニア見学センターから撮影したL0系。
長年撮りたかった走行試験をようやく撮ることができました。ちなみにこの角度は晴れれば逆光なので、この日みたいに曇りの日がいいかもしれません。
感想はやはり「速い」。ですが目の前で見るとさすがにあっと言う間に消えますが…ちょっと違ったのが私の感想です。詳細は追々。
バスでセンターにやって来ると、早速防音壁の向こうから走る音が聞こえました。その音は一瞬。これは期待が高まります。で、この見学センターは見学設備である「どきどきリニア館」とその隣にある観光設備の「わくわくやまなし館」の2つの設備があり、両方とも見学スペースがあります。とはいえその見学スペースはガラスを通してなので、生の音を楽しむなら設備の裏山にある展望台に行くのがベター、ということでまずその展望台から撮影しました。普段ならそれなりに人がいるのでしょうが、天気もあってか訪ねているのは数える程度。かなり落ち着いて撮影できますが、山なので虫が多いのは気になるところです。
たぶんよく見るのはこの画。
センターの展望台上から撮るこちらの構図。ここから見ても早いですが、迫力でいうと空港で見る離着陸時の飛行機の方があるかなというのが率直な印象。いい意味で音が思ったより小さいので、早さもそこまで感じないのかなというのが私の個人的な感想です。とはいえそこは500km/hで走るこの列車、連写は難しいので一発勝負です。
思っていたより運行頻度は多く、10分に1回は上下どちらかを見ることができます。
ただ、行ってわかったのですがこの区間のリニア実験線はこの写真でいうと右側の路線のみ。なので防音壁のあるところは車両再度が見えづらく、橋脚部だとサイド側を撮ることがでましたがなんだかもうひとつな感じがするので、ここでの撮影はそこそこに線路横で音を楽しんだ後、わくわくやまなし館に戻りました。
わくわくやまなし館の3階からリニアを撮ったのがこちら。ガラス越しなので反射を考慮するとけっこう難易度は高めでした。
でもこうして走る姿を撮ることができたので行った甲斐はあったものです。ちなみに今どこを走っているのか表示されているのでタイミングもわかりやすいです。
次にどきどきリニア館へ移動します。こちらは有料でお値段420円。中にはかつて試験で使われていた車両が展示されていたりお値段の割に満足度は高めです。こちらも3階が見学スペースとなっており、そこで撮影したのがトップの写真です。同じようにどこを走っているかの表示に加えて館内アナウンスでももうすぐ来ると知らせてくれるので、見逃すリスクは少ないです。ここは3階からだとこうして走ってくる姿を見ることができますが、1階だと真横から走るリニアを見ることができ、迫力を感じることができました。また、職員の方もかなり親切で非常にありがたかったです。
およそ1時間半ほど滞在しましたが、かなり満足できる訪問となりました。なお、ここ以外にも何か所かリニアを撮れるポイントがあるようなのでこちらもまた訪ねたいですね。