あっという間に都心は人であふれ、駅でも多くの人を見るようになってきました。特に東京駅はやっぱりというか、新幹線乗り換え口を中心に大きな荷物を持った人がたくさんいるいつもの光景になったと感じています。
となるとこれまで気軽にできていた都心での撮影も多くの人が集まるようになってやりにくくなってきているのもまた事実。(ちなみに今日千葉で大きなイベントだったいすみ鉄道のキハ28の定期運用引退は嫌な予感しかしなかったので行きませんでした。)
ということで都心を避けた普段撮りをしたいなという思いが強くなってきた昨今、いつかいこうと思って延ばし延ばしにしていた383系しなのの撮影に行くことにしました。さすがに普段撮りならそんなに人はいないだろうと思って向かったのは篠ノ井線の有名ポイントである聖高原~冠着間。ここは聖高原駅から歩いて20分くらいで着けるということで、徒歩鉄の私にはありがたいところでした。
トップはしなの1号
今回の狙いはこちらの非貫通側。これを撮ろうとすると中央西線に行くか、ここ篠ノ井線。また、しなのはその日によって編成が違ったり、パノラマが付いていない可能性もあるなどなかなか一筋縄にいかないこともあるのですが、幸先よく狙いの編成を撮ることができました。
好天が予想されたので楽しみに向かったのですが、着いた時は霧の中。確かにこういうところは霧が出ることが多いのですが、歩いて向かっているうちに晴れているのを感じていたのでそのままスタンバイ。
しなのが走り出すまでは1時間に普通(や快速)が2本、しなのが走り出すとしなのと普通が1本ずつと言ったところ。しなのが来るまでに撮った中から211系の快速みすずを紹介。
幕とLEDの2タイプあるようですが、LEDだとこうして写らないこともしばしば…。
普通列車も撮りながらまずやってきたのがトップのしなの1号。この列車が光が1番よさそうだったのでなによりといったところです。
そのままスタンバイし、しなの3号を待ちます。
こちらは10両編成。これも撮りたかった編成。無事に撮れて満足です。
そうしてしなの5号までここで撮ろうと思っていたのですが、時期的にそうと言えばそれまでなのですがよりによって目の前で野焼きが始まってしまいました。これではどうしようもないので、少し冠着寄りに移動することにしました。このポイントのよいところは長い区間一直線なので、どこかで撮れるという点です。
このタイミングで後追いですがリゾートビューふるさとを初撮影。
そしてしなの5号を待ちます。この列車も10両でした。
ちなみにこちらも人気のあるポイントです。しなの1号を撮った位置とは好みが分かれるところですね。ここまで撮って午前中の部終了です。
午後も同じところで撮るつもりでしたが、時間があるので一旦松本に出て昼食。昼食後に松本駅でしなの12号を撮影。
これを撮って聖高原に戻ることにしていましたが、乗る予定にしていた普通列車がこの日大幅に遅れを持っていたあずさの接続をとるという放送が直前に入ります。これは参ったところ。元々聖高原駅からポイントまでかかる時間を考えれば移動時間の余裕がなくなってしまいました。
なんとか間に合って撮影できたのがしなの14号
きれいなストレートで貫通タイプを撮ることができましたが、思ったより左側に日が当たらなかったです。そしてここでも野焼きのおまけつき。本来ここでもう数本撮ろうと思っていたのですが、このあと山に太陽が隠れてしまいそうだったので、これで切り上げることにしました。
結果としては満足のいく撮影ができた遠征になりました。今後のために以下メモ。EF64の重連は土曜日午前かなり早い時間の設定、がんばれば撮れるかも。また、貨物は日中思ったより少ないです(今回も食事中に走っていた1本だけでした)。