○'s Train Photo Weblog オレホビ

まったり千葉を中心に撮影中。時々大きな遠征もします。

3/25 三江線乗車記

2017-03-26 07:12:00 | 遠征
先般来年3月末での廃止が発表された三江線ですが、その前からいつ廃止になってもおかしくないからいつか乗っておこうと思ってから月日がずいぶん流れていったのでこのままでは乗れないまま終わってしまうのではないかということで乗ってきました。

その前に、余談から。
しかしながら今は青春18きっぷシーズン。あまり簡単に考えていたら三江線の列車に座れないかもしれないという問題点がありました。
三江線に乗るためには始発駅である三次駅か江津駅に向かう必要があります。当日朝出発して江津には間に合いそうにないので今回は三次駅に向かうことにしました。

今回乗ることにした列車は三次駅10:02発の424D列車です。日中走る数少ない列車ということもあって多くの乗客がいることが予想されます。しかもほとんどが18きっぷ利用者であることはこれまでの経験で容易に想像がつきます。この424D列車にはちょうと広島方面からと福塩線からの普通列車が接続していることより、かなりの乗継客がいると思われました。
そこでこれらの列車より早くつく方法がないかと考えたのが高速バス。するとちょうどいい時間に広島市内を出て三次に9:14着という便がありました。そこで今回は広島まで新幹線、広島市内から三次まで高速バスを利用しました。バスは広島のバスセンターが始発ですが、新白島駅前に停留所があるので今回はそこから乗車しました。バスの乗車時間は約1時間30分。空席も多くかなり快適な移動となりました。

ということで三次駅に到着…しましたが、実はここまで写真がないのはカメラの設定ミスでピンボケばかりになっていたためで…載せれるほどの写真がありませんでした。

三次駅で乗車券を購入することに。今回は浜田まで行くことにしていたので、浜田までの乗車券を窓口で依頼したところ
「経路はどうしますか?」

…ん?
三次→広島→新山口→益田→浜田、あるいは三次→備後落合→木次→宍道→浜田とでも申請すると思ったのでしょうか?
わざわざこの時期に三次駅まで来ているのに三江線を使わないとでも思ったのか、あるいは浜田まで行くことに三江線を使うことが地元でももはやナンセンスなのか…。

そんな疑問を持ちつつ構内に入ります。

三次駅構内

かつては朱色の列車が停まっているホームの先に三江線専用ホームがあったそうです。

構内にはキハ120系がけっこういました。今回乗る列車は右側の列車。

18きっぷシーズン対応なのか列車は2両でした。発車30分前に乗り込みましたが2両ともすでにボックス席は埋まっている状況でした。しかしながらロングシートの方は空席多数で。先頭車両のボックスシートを壁にできる江の川側を確保できました。これで少なくとも石見川本までの2時間強は着席が確保されました。

発車案内。

後の団体列車の方が気になりましたが、今回は縁がなさそうです。

最近のワンマン列車の運賃標示はLEDが主流なんですが三江線で見れるとは。


こうして発車まで待機していましたがまずは広島からの列車が到着。乗継客がけっこう流れてきてこの時点でロングシートは埋まりました。次いで府中からの列車が出発直前に到着。もはや空席はないところにわずかな乗継時間で広島からと同じくらいの乗継客がいたため、列車は立ち乗り客でかなり混雑した状態で出発しました。見た感じはほとんどが旅行者しかもその多くが18切符仕様の旅行客、地元の方は3人くらいだったでしょうか。
途中口羽駅では地元の観光案内があるようでそれなりの下車がありましたが、それ以外は変わりなし。途中地元の方が何人か入れ替わった程度で立ち乗り客が出たまま列車は石見川本駅を目指しました。

沿線の景色は江の川を中心とした素晴らしい景観、途中宇津木駅のような近代的な駅も見ることができ、正直なところ木次線や肥薩線よりも観光資源は豊富のように思えたのですが、いかんせんほとんどの区間で線路基盤そのものがくたびれてしまっており、確かに維持するのはかなりキツそうでした。

石見川本駅に到着。

424Dはここで約1時間30分停車し426Dに列車番号が変更となって出発となります。
この理由は単純明快で終点の江津まで行き違い設備がないので行き違い列車がやってくるまで待つためです。この間列車はすべての客を降ろしてエンジンも切られます。ということでそれまで待機、かつちょうどお昼時なのでランチタイムとなります。
町内には多く食事処があるようですが、私は街中のスーパーで弁当を購入して江の川の河川敷で食事としました。

石見川本駅の反対側(河川敷側)から撮影

乗ってきた列車が待機しています。川本町自体はそこそこの規模ですが、やっぱり鉄道ユーザーは少ないのでしょう。時代の縮図が描かれたような風景です。

ドアが開くまでは列車を撮影しながら待機しました。

発車の20分くらい前にドアが開きます。石見川本からの後半戦は2両目のロングシート端っこを確保できました。

出発直前には川本町長自ら訪問に対するお礼を乗客に伝え、出発時には多くの方にお見送りしていただきました。
愛されている住民の足、ですが現実に1年後にはこの線は消えてしまう。なんともつらいところです。

ところで石見川本から江津まではこれぞ三江線と言わんばかりの鈍足ぶりを感じることになります。そのためか私もつい眠りに入ってしまい、半分くらいは記憶がありません。ですが、江津の街が見えてくると旅が終わるという寂しさを感じました。

ということで三次から約5時間。江津に到着です。

この案内もあと1年で見れなくなってしまいます。

江津駅自体はいたってシンプルな地方都市の駅、といった感じです。


このまま山陰線に乗り継いで浜田へ。

浜田駅前から高速バスいさりび号で広島に戻りました。
このいさりび号、予想外だったのが全車自由席。高速バスといえど路線バスの延長のようで、四国の高速バスのように指定に慣れている身としては切符を買う時に席指定がなかったことに対し思わず係員の方に指定はないのですか?と尋ねてしまうくらいでした。

さて、こうして戻ってきたわけです。
やはり三江線は超閑散路線でした。風景写真を撮るには最適な感じですね。機会を見て今度は江の川と併せた写真を撮りたいと思った今回の長旅でした。
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3/18-20 高徳線での記録

2017-03-20 16:17:59 | 四国
今週末は帰省していました。空いた時間でダイヤ改正後初となる高徳線の撮影をしてきましたのでその写真を。

最注目はキハ47系の動向でした。

今回の改正後も316Dはキハ47系の運用が残っていました。しれっとなくなる可能性も考えていたので、とりあえずしばらくはまだ高徳線でもこの列車の活躍が見れそうです。

駅の跨線橋から

ちょうどこの時期は実家周辺を走るタイミングが日の出後の良い光線になってくれます。ただし順光になるのは後追いでしかないので、そこは仕方のないところです。

キハ47系がメインだったのですが、それ以外ではこのうずしお8号を狙ってみました。

こちらも上り列車のため順光にするには後追いか風景になってしまうので、風景にしてみました。
ところが今回は緑帯の編成が含まれていました。わかっていたらもう少しサイドから撮ったのですが、残念。
この休みは全般に空が霞みがちだったの風景撮りにはやや難しかったところです。

時間があまりなく、撮れたのはこれくらいです。
ところで、来月以降四国DCが始まりますので、久々に撮る方を頑張ってみたいと思っています。
団体企画列車が多そうなので何かは撮りに行きたいですね。
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ゆいレール 乗車記録

2017-03-16 21:07:35 | 遠征
先日の沖縄行は楽しくてまだ行った気になっているのですがもう2週間経つのかと思うと時が過ぎるのも早いもので。

さて、沖縄では空いた時間でゆいレールに乗ってきましたのでお馴染み駅訪問記録として紹介します。
那覇空港駅は先日載せましたので今回はそれ以外の駅を。

首里駅

現在のゆいレールの終点です。首里城はここから徒歩15分くらいのところです。
このあたりは午後になればモノレールの好撮影地になりそうでした。
なお首里は丘の上にある街になるので、ゆいレールは途中かなりの勾配を上ってくることになります。

古島駅

ここから首里までが概ね上り区間になります。
余談ですが調べてみたところ那覇市はかつての首里市など他の市と合併してできた市らしく、そういう意味ではこのあたりが首里との境になるのかもしれないですね。そのあたりはまた時間があるときに調べてみたいですね。

駅前はバス・タクシー乗場が整備されており、ここから浦添や宜野湾方面に向かって行けるようです。

おもろまち駅

那覇の新都心として成長しているゾーンの中心駅のようです。確かに那覇空港駅方面から来たらここで降りる乗客が多かったです。地名のいわれが気になるのですが未だわかってないです。

美栄橋駅

那覇の観光の中心、国際通りの中心辺りにある駅ですが、あまり目立っていない感じでした。

県庁前駅

国際通りはこちらの駅から向かう方が便利がよかったです。また、名のとおり県庁、市役所の最寄駅で事実上那覇の中心駅のように見えました。

旭橋駅

県庁前の隣ということもあり周囲にはビジネスホテルが多くあります。今回私が泊まったホテルもここが最寄駅でした。ということで先日載せたホテルから撮ったゆいレールの写真で写っているのはこの駅です。

赤嶺駅

日本最南端の駅。駅前からは糸満方面に向かうバスが出ているようでそちら方面の窓口になる駅のようです。

今回は車内の写真を撮っていませんが、車内は運転席真後ろだけ普通の座席であとはロングシートでした。全編成2両ということで乗り切れるのだろうかと思っていましたが、実際は立ち客を併せてちょうどいいくらいの乗車率でした。

また沖縄に行くことがあったら乗るでしょうけど、次はいつになることでしょう。
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初訪問 沖縄!

2017-03-11 07:19:30 | 遠征
趣味で言えば縁のないと思われていた沖縄に先週行ってきました。目的はいつものように仲間の集まりで、1泊2日で食べて飲んでが中心でしたがその中でもきっちり鉄分は補給してきました。今回はそんな旅行記になります。

まず今回のスタートはこちら 三宮駅

というのも、今回沖縄への移動に使用したのがSKYMARKのためです。実は今回の旅、結構前から決めていたので早割が効く段階でした。それでも最寄りの空港からフライトするより神戸空港に出てSKYMARKで行った方が安価だったというのがその理由です。ほぼ始発の便で神戸空港に向かいます。

神戸空港駅

駅と空港がつながっているので使いやすいです。

搭乗手続きを終え出発の時間までしばし待機…。

行先の「沖縄」が否応にも気分を盛り立てます。
飛行機は定刻通りフライト、席も窓側を予約していました。総じて眺めはよかったのですが誤算だったのが私の実家が見えるのと逆側の席になっていたこと。一度くらい私の生まれ育った町を空から見たいと思っていたのですが、またしても失敗。

とまぁそんなこともありましたが約2時間で那覇空港に到着。今回はお酒が入ることが間違いなかったので車は借りずモノレールで那覇市内を中心とした移動にすることとし、那覇空港駅へ。外に出ると早速気温差を感じました。


那覇空港と言えばこちら

日本最「西」端の駅です。あくまで最「西」です。南はまた違う駅なんですよ。

その最南端の碑があるのが隣の赤嶺駅

今回は空いた時間を活用してできるだけ多くの駅を訪ねることにもしていましたが、その一つ。駅訪問編はまた別の機会にと思っています。

赤嶺駅はわずかにですが東シナ海をバックにした撮影ができました。

ということで沖縄にて撮り鉄敢行してきました。
ゆいレール、訪問した2日間でかなり乗りましたが、快適でした。

なお、泊まった宿の部屋がたまたまモノレール側で

部屋からもこうして撮影できました。しっかり撮り鉄も満喫してきました。

もちろん観光も定番の守礼門


首里城

このあたりはきっちり抑えてきました。

まだまだ書きたいのですが、とりあえずいったんここまでで…
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