前回の北海道遠征の続きです。
2日目は北見から移動開始です。北見に泊まった理由は新特急色を2連繋いだ183系がうまくいけば大雪2号に入るため。これを昨年ロイヤルエクスプレスを撮ったポイントで撮影しようと、思いきって西女満別のポイントまで移動しました。さて、その成果はというと…
はい、先頭が入れ替わっていました。グリーン車が新特急色だったのがせめてもの救いです。とはいえ、快晴の下でこれを撮れたことは特筆すべきところでしょう。移動した成果はありました。
まず北見駅の出発前にオホーツク2号を撮影します。とはいえ、オホーツク2号と撮影地へ向かう列車がここで行き違うため撮影時間はほとんどなく、限られた時間での撮影になります。
わかっていたけど正面は陰。しかしこれでも前日のオホーツク1号よりヘッドマークがきれいに写りました。
そして乗った列車から窓越しに撮影。その割にはきれいに写っていて撮った本人も驚き。こちらが順光側も停止位置は陰のところだったので、出発したシーンをうまく撮れました。結果、今回撮影したオホーツクの中でこれが一番ヘッドマークをきれいに撮れました。
西女満別では同じ列車からお1人、撮影地に向かいました。本来ならばこの日はここでロイヤルエクスプレスが走るはずだったのですが、前日に車両トラブルで途中打ち切りになり走らず。それでも10人くらいは集まっていましたね。後述しますが私は訳あってロイヤルは撮影できない見込みだったのでそこまで気にしていなかったのですが、どうやらここに集まっていた皆さんとお話しているとロイヤルメインだった方がほとんどでした(前日北浜で山に登ったのに来なかった、当日羽田から始発できたら来なかった等々。皆様の心中はお察しいたします…。)。しかしながら、ここではそんなことがあったと皆様と楽しくお話ししながら大雪2号とと後続の普通列車を撮影しました。
そういえばこの3連の普通は運転手さんが直前で点灯サービスしてくれたのですが、惜しくも正面は陰。
キハ40系も今は183系に隠れていますが、確実に終焉は近づいているので、撮れるときに撮っておきたい列車です。
これを撮って女満別空港へ向かいます。余談ですが帰りにはレンタカーの方から送りましょうかとのお誘い。まだコロナと言われている昨今、そんなお声掛けをいただけると思っていなかったので(空港までは歩いて30分くらいで着くものの、登り坂で荷物を持った身にはちょっと堪えるためタクシーを予約していたのです)なくなくお断りしたものの、こういった遠征組でのやりとりも久々でした。
本当は女満別空港から直で帰りたかったのですが、元々少ない羽田便は行楽シーズンに入ったのか席が取れず、帰りは新千歳経由。トータルで約5時間かけて移動してきた距離も飛行機ではたった3~40分で到着し飛行機の早さをつくづく感じました。なお、新千歳に向かう機内からは真下にキハ40が走るシーンが見れたのですが、あまりに真下過ぎて撮影はできず…。
新千歳に着いたのはまだお昼前。そのまま帰るのにはもったいない天気なので、近くで撮ってから帰ろうとまずは長都駅へ。ちょうどまずやって来たのがおおぞら5号。261系になったおおぞらですが、なかなか幕車に遭遇できません。
しかし何と言ってもここでの成果はこの新千歳空港開業30周年ヘッドマーク付きエアポート。
この列車も前日から走っているところは見ていたものの撮影タイミングは合わず、ダメかなと思っていたらここで撮ることができました。これには大満足で、長都駅で一緒に撮影していた方とおもわずやったねと一安堵。その方とは話も弾み、一緒に恵み野駅で281系まで撮影することに。
恵み野駅も何度も通っている定番ですが、ここは長都と違っていつ行っても線路間に草があるのでシャッタータイミングが少し難しいところ。まず先に貨物がやってきます。
これもかなりいい感じに撮れました。そして最後に281系の北斗14号を待ちます。
おそらく人生最後の撮影になるであろう281系。7連が撮れて大満足の遠征となりました。
今回の遠征は各撮影地で出会った地元・遠征の皆様が良い方で、会話や気配りなどとても気持ちよかったです。もちろん私自身も気を付けている上での応対とは思うのですが、久々に気持ちの良い旅になりました。
とはいえ、やっぱりオホーツクの復刻ヘッドマークはなんとか1枚きれいに撮っておきたいところ。行楽シーズンが落ち着いた頃に行ければ…いいな。