○'s Train Photo Weblog オレホビ

まったり千葉を中心に撮影中。時々大きな遠征もします。

上越新幹線で行ってみたかったポイント

2020-03-29 19:37:36 | 遠征
上越新幹線はトンネルや高架橋が多いこともあって撮影される場所がかなり限られています。その中でも子供の頃に見た本に載っていた越後湯沢の街を背景としたポイントに行ってみたいと思っていましたが、先日行くことができたので紹介したく思います。

上越新幹線 浦佐~越後湯沢

この日撮影できたのはE2系。

そしてE3系現美新幹線

の2つだけでしたが、晴天の中で雪景色の山と越後湯沢の街を背景にした撮ることができました。

この撮影場所はガーラ湯沢駅から歩いてほど近い高台にある温泉宿に向かう上り道の途中になります。スキーシーズンだけ開業するガーラ湯沢駅、そして湯沢のスキー場を結ぶバスを有効活用できるこの時期にこそ行っておきたいポイントです。
さらに言うとこれらの宿に泊まるとその部屋からさらにきれいに撮れるようですが、それはまた機会があればというところです。(余談ですが、今回はこちらの日帰り温泉を利用させていただきました。)

ちなみに普段のこの時期はまだ雪に覆われているようですが、今年は異常ともいえる暖冬ゆえ街には雪は全く残っていません。辛うじて山頂には残っていますが直になくなりそうな感じです。

そしてこのポイントの裏がガーラ湯沢駅。

今回本当にタイミングが合わずE4系を撮ることができませんでした。回送列車も多くあるようでしたが、時間がはっきりわかっていなかったのが敗因です。(実は温泉に入っている間にも何本か行っていたようで…。)
この写真のポイントは何より「営業しているのに雪のないガーラ湯沢駅」で撮った営業中の新幹線。ちょっとわかりにくいですがホームに人がいるのがその証拠です。今年は本当にいろいろと変ですね。本来は雪のあるシーンで撮りたいところですが、これはこれで貴重なシーンかもしれません。

さて、順序が逆になりますが、行きは大宮駅から新幹線を利用しました。乗る前にいくつか撮影したものから紹介します。
(越後湯沢に行くまでに寄り道していったのですが、それはまた別の機会に。)

E4臨時たにがわ

朝の早い時間は下り列車でもきれいに撮れます。

やまびこ+つばさ


E4は引退が近づいているようですが、E3つばさも置換が決定済み、E2もいつまで走るかという状況と見ています。これらも近いうちに撮っておいて損はない編成だと思います。

最後に、今日は雪が降ったので桜+雪を撮りたかったのですが、都内への外出がああいう状況なので行きませんでした。ほんと今後どうなるのでしょうか。病気はしたくないですが、半ば運のところがあるのでかからないよう祈るしかないようですね。

私鉄列車をまとめて

2020-03-22 19:23:32 | 首都圏
今年に入って撮影していた分で掲載しきれていないものが多くあるのですが、今回はその中から私鉄の列車をいくらか載せてみようと思います。

トップはVSE

ホームが延伸されてからは初めてになる開成駅での撮影です。以前と変わらずきれいなストレートで撮ることができました。
ちなみにこのVSEですが、エヴァンゲリオンとコラボした編成だったようです(先頭車両の下側に見える赤いマークがそれなんですが、ちょっとわからないですね)。

同じく小田急の一般型

長編成でもきれいに撮れます。

新京成の8800系

京成千葉線は新京成線と相互乗り入れをしており、千葉線内でも撮ることができます。いつでも撮れるだろうと思っていたせいか、撮れるまで時間がかかってしまいました。新京成線の編成もバリエーションがあるので、いつかそれらも撮ってみたいところです。

京王ライナー

これも少し前のデビュー時に話題になっていましたが現住地から京王を撮りに行くのはなかなか時間がかかるのでこれまた撮影するまでに時間がかかった列車。乗ることはなかなかないでしょうから撮れただけでもよかったところ。

同じところで京王の一般車も。


同じ京王でも色合いの変わってくる井の頭線

四国では旧京王という編成を見ていたのでこうしてそれらしい京王の編成を見ると思うところがあります。

井の頭線も高頻度運転をしているので、短時間でいろんな編成を撮ることができます。


こうして考えると年明けからいろいろ私鉄も撮ったなぁとつくづく思います。

さて、足元はこれ以外にもいろいろ撮っているのですが、更新するタイミングが難しいのでストックだけたまっていってしまいそうです…。

2020年3月14日 ひたち14号乗車記

2020-03-15 20:14:45 | その他
3/14は全国的にダイヤ改正が行われ新しくできた駅・列車、消えた列車など話題がありましたが、その中でも私が最大のことと思っていたのは常磐線の運転再開でした。

会社から震災ボランティアという形で被災地を見る機会を与えていただき、それが想像以上だったことは今でも衝撃的な出来事です。それから時々東北に足を運び、いろいろな被災地・路線を見てきた中でずっと残っていた常磐線には思うところがありました。
そして震災の後9年間走りたくても走ることのなかった区間にとうとう列車が走る日がやってきました。一番列車という意味では普通列車がすでに走っているのですが、やはり常磐線の花形列車は特急ひたちだと思います。乗りたいなと前々から思っていたものの1か月前にはすっかり忘れていたのですが、前日に券売機を見てみると仙台からの一番列車に空席が出ていたので迷わず購入。週末パスと併せて一番列車に乗ることとにしてきました。

仙台駅に戻ってきた「ひたち」

多くの方が写真を撮っていました。

また、仙台駅ではこのように運転再開を祝うメッセージが迎えてくれました。


ホームには乗車する人だけでなく、多くの方が駆けつけていました。


ちなみにホームでは運転再開を記念したボールペン・缶バッジ・マスキングテープが配られていました。おひとり様各1つまででしたが、これらをいただくことができました。

駅員さんも盛り上がっていました。

そして列車は定刻に出発。仙台駅はffが発車メロディーなのですが、このメロディーが再開の雰囲気とマッチしていました。
ホームだけでなく、社屋からも多くの人が手を振り車内からも振り返す中で列車はゆっくりと走り出しました。

沿線は雨の中多くの方が見送りに来てくれていました。
様々な方がいらっしゃりささやかながらもお祭りモードというところもありましたが、その中で特に印象的だったのは父親と思しき方の遺影を持ってひたちを見送っていた方がいたこと。おそらく想像以上のことがあったのだと思います。本当に鉄道っていうのは地元の人の思いを乗せて走っているものだと強く思うことができました。走っているのは当たり前のようで当たり前じゃないということ、気付いている人はどれくらいいるでしょうか。

こちらは山元駅あたりの様子。

震災後は駅舎もろとも流された被害の大きかったところですが、今は高架になった新しいところを走ります。

さて、列車は浪江駅までやってきました。

この先がこの日再開したところです。

次いで双葉駅

この2駅ではひたち14号は地元の大歓迎を受けていたのですが、私が乗っていた車両が最後尾、しかもこの日が雨ということもあって屋根のあるところで行われていたためか、停車中に見ることはできませんでしたが出発時はそれはそれはすごい盛り上がりでした。これこそ初日、という雰囲気は十分感じることができました。

一方で大野駅は特に盛り上がっていませんでした。


そして今回の再開区間のもう片端である富岡駅

は、震災後の厳しさが伝わってくる様子でした。
いずれの駅もまだ復興途中。これからどこまで戻っていくのかが今後の課題でしょう。
さて、富岡駅を過ぎたころからいつもの雰囲気に戻っていき、いわき駅を出たら日常の常磐線に戻っていました。

あとは淡々と品川を目指すところ…と思っていたら最後に我孫子の車両センター、金町、北千住と職員さんが手を振ってくれていました。実はこの日の関東は雪になって、しかもひたち14号は10分以上の遅れを持って運転されていたので様子が見えるのは一瞬だったのですが、雰囲気は味わうことができました。

品川駅でも歓迎がありました。

こうして仙台から約5時間。再開初日のひたち号の旅が終わりました。

ひたち14号はすぐに折り返していきました。

ちなみにこの編成は新製された編成だったようです。

最後に、今回の常磐線は本当に行ってよかったです。人の思いを改めて感じることができました。復興に携わる方は大変だと思いますが、これからの安全と無事を祈願して今回の締めとしたく思います。

いつもと少し違う東京モノレール

2020-03-08 21:30:06 | 首都圏
北海道から帰ってきて約2週間、おかげさまで体調も特に違和感なく過ごしています。

さて今回は北海道から帰ってきた際に羽田空港で撮影した東京モノレールです。

時々紹介させてもらっていますが今回は定番のフロアではなく最上階から狙ってみました。いつもより角度が急になっており、同じモノレールでも少し見方が変わってくるのではないでしょうか。

その前回の渡道の帰りの便が少々早めということもあって、羽田空港に着いたのが15時頃。せっかくなので少しばかりとモノレールの撮影をすることにしました。花粉が気になる季節ですが、少しくらいなら大丈夫でしょうと思い撮影開始。

基本的にはこのようにサイド気味に撮影していました。


後追いですが奥側を走る構図でもまずまずになります。


最上階にしたことで羽田空港の飛行機の動きがよく見えることが利点なのですが、モノレールの撮影に影響するかというとそうでもないといったところでした。もっともこの時期の羽田空港は東京湾側から飛行機が降りてくるので、組み合わせられる可能性は高いです。(もちろんこの日は直前まで乗っていたので航路はわかっていましたけど。)

ANAと


JALと


国際線もあるので組み合わせられるチャンスはあると思いますが、そこは羽田なので上記2社が多いのは当然と言えば当然ですね。

個人的にはこうしたすれ違いはとらえやすかったように思います。


と30分程度撮影して撤収しました。この場所はモノレールだけでなく飛行機と組み合わせられればさらに面白い構図になると思います。なので何度も通いたくなるんですよね。

流氷を見たい ~後編~

2020-03-01 18:49:28 | 遠征
前回の続きになります。北見で泊まりその翌日は北浜駅に向かいました。オホーツク海にいちばん近いと言われているこの駅に行けば流氷は見れるはずと思って向かった結果やいかに、というところでトップはこちら

これも鉄道ファンなら一度は見たことがあるであろうポイントからの1枚です。これぞ北海道、という画ですが背景はどうかというと…というのは後述。

北見から網走へは定期の普通列車で移動しました。

40+54+40という見たことありそうで見たことない編成でした。
この列車は網走に着くまでに2本の列車と行き違いがありそうなので、その2本とも撮ろうと思っていました。

まず1本目は美幌駅で大雪2号

ホームから撮ることが難しかったので跨線橋から狙いました。薄曇りが幸いしてまずまずになったかと思います。

2本目は呼人駅で普通列車

40系の2連。背景も北海道らしい感じです。この駅はホームが千鳥状になっているのでこうして対象の列車を単体で撮ることができました。

次いで網走に到着。網走から乗る予定にしていたのは流氷物語号。

網走~知床斜里間を1日2往復しています。以前は流氷トロッコが走っていたのですが、現在はこの編成。それ用にラッピングされた54系が運用されています。

観光客の目当てになっている列車というのはわかっていましたが、2両とも自由席ということもあって出発時は立ち客もたくさん出る状態で出発しました。車内では地元の方が観光ガイドをしながら流氷を…というのがコンセプトのようです。

網走からおよそ15分、今回の目的地である北浜駅に到着です。

この駅で結構な下車がありました。どうやらツアー客の方々は網走~北浜のみ乗車する行程となっていたようです。なので網走を出た時点で満席でも北浜からなら乗れる見込みはありそうです。

さて、その北浜駅から見れた流氷はというと

以上。多くの方は期待外れというものかもしれませんが、なんせ私は浮かんでいるのを見るのは初めてだったのでこれでもまぁいいのかなと。
前々日まで多くが着岸していたそうですが、南風に流されてしまいわずかに接岸して残ったものと浮かんでいるのがある程度でした。なのでトップにした写真の背景に流氷が見られなかった、というわけです。

そのトップにした写真は北浜駅のお立ち台から撮影したものです。トップは列車を強調したものにしましたが、このようにオホーツク海を入れても十分なものになります。

撮った列車は快速しれとこ摩周号。きちんとヘッドマークもあるので被写体としてもいい感じになってくれました。

この後帰りの列車を北浜駅の喫茶店停車場で食事をしながら待って網走に戻り、女満別空港から帰りました。この日の最終便で帰りたかったのですがマイルで乗れる便がこれしか空いていなかったのでやむなくここでの撤収となりました。大雪ばかりになって雪の中のオホーツクが撮れていなかったので撮りたかったのですが、それはまたいつかというところです。

と、短い時間ではありましたが総合的には満足できる遠征となりました。

以下追記
今回泊まった北見市は戻ったあとに新型コロナウィルスで注目されることとなってしまいました。私は今のところ咳など体に不調を感じていないのですが、しばらくは様子見です。かかっていないことを切に祈ります。