○'s Train Photo Weblog オレホビ

まったり千葉を中心に撮影中。時々大きな遠征もします。

大村線へキハ66・67を撮影に②

2021-07-03 08:37:33 | 遠征

前回に続き大村線での2日目の撮影記録の紹介です。2日目は早朝の岩松~諫早間からスタートする予定でしたが、まさかの朝寝坊。こりゃまずいと思って撮影地に向かいましたがまだキハ66・67系の4連には間に合うタイミングでなんとか事なきを得たのでした。

トップは国鉄色+ハウステンボス色の4連。この時期としては十分すぎる晴れ空の下で撮ることができました。朝から満足できる結果が得られて気分上々なスタートを切ることができました。

ここは早朝に撮れるポイントとしては大村線の中でもかなり人気があるところで、多くの人が集まることを予想していました。とはいえ両駅からはそれなりに距離があるため車で行くことにしました。幸いにまだ車を停めるスペースは残っていましたが、当日は30人は集まっていたと思います。ここで人気のあるポイントはもう少し線路寄りだったのですが、私としてはこうして”らしい”雰囲気の出る構図の方がいいと思ってこちらを選択しました。

まずここで最初にやって来たのはシーサイドライナー塗装の4連。

こちらも撮れてよかったと思える1枚。青空の下の青い編成はよく似合いますね。

ちなみにこのポイント、反対を向いても撮影することができます。この日は前日とは違い風もなく手前の田んぼがきれいな水鏡となっていました。

4連では全て写らなかったのですが、これはこれで面白い感じになったのではないでしょうか。ちなみにこの編成が折り返してやって来たのがトップの写真です。諫早駅からそんなに離れていないところですが峠越えになるところなので、山を走るような構図で撮ることができました。

ここでは前日に南風崎駅で会った大分からの2人組とばったり遭遇しこの日もしばらく談笑させていただきました。トップの編成を撮っていったんホテルに戻り、次に向かったのは西諫早駅。このタイミングでは大村線ではなく、電化区間を走るキハ66・67系を狙います。

先ほどの場所とは変わってここで撮っていたのは私だけでした。やはりみなさん沿線で撮っている方が多いのでしょうか。

シンプルな編成写真ですが、しっかり長崎本線を走っていた姿を記録できました。

しかしながらこのあたりから空模様に変化が。この日は1日中晴天のはずでしたがピンポイントに太陽がある位置に雲がかかりだしました。この写真も実は少し陰っているのですが、そこまで気にならない程度にはなりました。しかしながら西の空を見てもしばらくこの状態が続きそうです。とはいえ帰りの飛行機まではまだ時間があるし…ということでせっかくなので長崎空港に出て再度車を借り大村線に出ることとしました。

何か所か見繕いながら撮影しましたが、このタイミングで撮れたのはこれがベスト。川棚~千綿間にて。

快晴ならば側面が陰ってしまう時間帯でしたが、薄曇りとこの色が幸いして気にならない程度にすることができました。

同じ場所で振り返れば大村湾を背景にした撮影もできました。

この国鉄色も先ほどの写真と同じように狙ったのですが、うっかりこの写真を撮るためにシャッタースピードを落としたまま撮影してしまい失敗…。ちなみにこの近くにある千綿駅は海に近い駅として最近人気が出ているようで駅を利用した食堂をはじめ多くの観光客で賑わっていました。

最後に千綿~松原間のポイントから俯瞰気味に大村湾と一緒に。

ここは両駅から離れており暑さもあって車がなければ厳しいポイントでしたが撮れてよかったです。ちなみにここはすぐ近くに車を停められるところがある反面、国道34号の歩道がない個所からの撮影なので、あまり長居と大勢での撮影には向いていませんでした。

これで今回の大村線での撮影は終了です。2日間を通して満足できる撮影ができ、良い遠征となりました。帰りの飛行機ではこの日悩まされた薄雲を窓から見ながら羽田まで帰ることとなったのでした。

最後にこちらを

6月末をもってキハ66・67系は定期運用から引退し、このYC1系のみ(一部電車や客車が残っていますが)となりました。今はあまり人気の面ではいい声の聞こえてこないこの列車(今回の遠征中に私も移動で乗りましたが…)が中心となります。しかしながら30年か40年たったころには今回のキハ66・67のように大勢の人が集まることになるのか、それはまだ先の話ですね。