第3142号 29.08.07(月)
事を作すこと禮を以てせざれば、之を敬せず、言を出すこと禮を以てせざれば、之を信ぜず。故に曰く、禮とは、物の致なり。『礼記』(礼器第十)371
何事をなすにしても、あるいは言うにしても、礼を心得ていないと、こちらの敬意が相手に通ぜず、信頼してもらうこともできない。即ち礼こそは人と人との間を取り結ぶためのもろもの行為の根本なのである。
【コメント】人間社会には礼が如何に大切であるかを教え諭してくれています。これらは多くの人は認識していると思われるのですが、ついつい他を無視し我がことだけを優先しがちです。
自分だけを無理に優先した場合、事後においてトラブルになりがちですので、できるだけ前後を配慮したいものです。78歳の今日まで元気て生かしてもらっているので、決してズルイ事をしないで、人々の為にも誠心誠意事に臨みたいと思っています。
安倍さんもそのように申していますが、いろいろ落ちこぼれ、とりこぼしがあるようです。
先程交番に底に板がついている草履下駄で運転をしていいか確認に行きましたら、足の親指の所につっこめればいいとのことでした。一つ一つ確認して違反のなきように運転したいと思います。
台風には慣れているつもりでしたけど、第5号のユックリ速度には閉口しました。思うに人間の贅沢から来る異常気象からの天災地変でなければと思っています。
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『不動心』(第10回)
欠落した人間愛
七 良き師フロントに教えられたこと、それは、専制君主には常に怨恨と狡猾と二重人格がつきまとっているという事実。そして、われわれが貴族と呼んでいる人種の大部分には、普通の人間愛という感情が欠落しているということである。
安倍総理は専制君主ではありませんが、夫妻にも人間愛が欠落していると思うのですが、如何でしょう。子供がいなくてもファーストレディとして、自宅で読書をするとか漢籍を繙くとかの心掛けであれば、その美しさが倍加するであるでしょうに、と思うことしきりです。
総理夫人が飲み屋なんかするものではありません。
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「死に代えた『南洲翁遺訓』」(第87回)
昔から小人ばらが徒党を組んで賢人を妨害し、結局国は滅び形跡もない例が多い。嘆いても嘆ききれるものではない。哀感きわまり、危うく声を上げて泣き出しそうになる。ああ、西郷先生はすでに亡し、永久にその後継者とてもない。しかしながら、庄内の老先生たちはその教えを信奉し、たとえ力量の比ぶべくもないとはいえ、(西郷)先生の遺志を十分に継ぐことができるであろう。願わくは人事を尽くして天命を待とう」
と、菅と会談した後の黒崎は諦めきれない心情をこう吐露していますが、それだけに、菅や黒崎やその同志たちは熱烈に西郷を尊敬し信じ、頼りとして国事を共にしようとしていたことを知ることができます。それはとりもなおさず、〔国辱をそそぐ〕彼らの目的の達成でもあったのです。この年二十六歳の黒崎はそのもっとも純真な青年でありました。
なんと美しいお話でしょう。西郷先生をおもいやる庄内の方々の清廉なる御心に心うたれています。我が鹿児島にも心ある人はいるのですが、末裔が邪魔をしているみたいです。
イト夫人の末裔、吉野の吉村松玄先生は素晴らしいですが。
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事を作すこと禮を以てせざれば、之を敬せず、言を出すこと禮を以てせざれば、之を信ぜず。故に曰く、禮とは、物の致なり。『礼記』(礼器第十)371
何事をなすにしても、あるいは言うにしても、礼を心得ていないと、こちらの敬意が相手に通ぜず、信頼してもらうこともできない。即ち礼こそは人と人との間を取り結ぶためのもろもの行為の根本なのである。
【コメント】人間社会には礼が如何に大切であるかを教え諭してくれています。これらは多くの人は認識していると思われるのですが、ついつい他を無視し我がことだけを優先しがちです。
自分だけを無理に優先した場合、事後においてトラブルになりがちですので、できるだけ前後を配慮したいものです。78歳の今日まで元気て生かしてもらっているので、決してズルイ事をしないで、人々の為にも誠心誠意事に臨みたいと思っています。
安倍さんもそのように申していますが、いろいろ落ちこぼれ、とりこぼしがあるようです。
先程交番に底に板がついている草履下駄で運転をしていいか確認に行きましたら、足の親指の所につっこめればいいとのことでした。一つ一つ確認して違反のなきように運転したいと思います。
台風には慣れているつもりでしたけど、第5号のユックリ速度には閉口しました。思うに人間の贅沢から来る異常気象からの天災地変でなければと思っています。
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『不動心』(第10回)
欠落した人間愛
七 良き師フロントに教えられたこと、それは、専制君主には常に怨恨と狡猾と二重人格がつきまとっているという事実。そして、われわれが貴族と呼んでいる人種の大部分には、普通の人間愛という感情が欠落しているということである。
安倍総理は専制君主ではありませんが、夫妻にも人間愛が欠落していると思うのですが、如何でしょう。子供がいなくてもファーストレディとして、自宅で読書をするとか漢籍を繙くとかの心掛けであれば、その美しさが倍加するであるでしょうに、と思うことしきりです。
総理夫人が飲み屋なんかするものではありません。
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「死に代えた『南洲翁遺訓』」(第87回)
昔から小人ばらが徒党を組んで賢人を妨害し、結局国は滅び形跡もない例が多い。嘆いても嘆ききれるものではない。哀感きわまり、危うく声を上げて泣き出しそうになる。ああ、西郷先生はすでに亡し、永久にその後継者とてもない。しかしながら、庄内の老先生たちはその教えを信奉し、たとえ力量の比ぶべくもないとはいえ、(西郷)先生の遺志を十分に継ぐことができるであろう。願わくは人事を尽くして天命を待とう」
と、菅と会談した後の黒崎は諦めきれない心情をこう吐露していますが、それだけに、菅や黒崎やその同志たちは熱烈に西郷を尊敬し信じ、頼りとして国事を共にしようとしていたことを知ることができます。それはとりもなおさず、〔国辱をそそぐ〕彼らの目的の達成でもあったのです。この年二十六歳の黒崎はそのもっとも純真な青年でありました。
なんと美しいお話でしょう。西郷先生をおもいやる庄内の方々の清廉なる御心に心うたれています。我が鹿児島にも心ある人はいるのですが、末裔が邪魔をしているみたいです。
イト夫人の末裔、吉野の吉村松玄先生は素晴らしいですが。
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