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2025(令和7)年 第59回 京の冬の旅の分析


写真は、東本願寺 桜下亭の前庭

割り込みついでに。
例年より遅かった紅葉もピークを越えたでしょう。
もう次に備えて詳細も見えてきたので、来年の京の冬の旅の分析を行います。

開催期間は1/10(金)~3/18(火)です。
公開期間が異なるもののありますので、ご確認ください。

総合評価をA~Eの5段階で評価していきます。
評価基準は基本公開頻度で、
A:通常公開+αぐらいのもの
B:通常非公開ではあるが、1年のうちに定期的な公開があるもの
C:数年単位で特別公開があると経験的に期待されるもの
D:過去に公開があったが、次の公開が読めないもの
E:過去に公開された情報を掴んでいないもの
この評価を軸に場所への期待値や寺宝の価値(国宝・重文)などで、ワンランクの評価補正が入る場合もあります。

では各論に。
B:建仁寺 西来院  最近改修されて特別公開が年内まであり、その続きになります。
D:清水寺 随求堂 通常公開の地下の胎内めぐりに加えて、本尊 隋求菩薩坐像が2018年以来の御開帳です。
C:頂法寺(六角堂) 境内は通常でも入れますが、本尊の如意輪観世音菩薩像の御開帳と重文 毘沙門天立像を内陣に入って拝観。さらにいけばな資料館で寺宝公開。
C:平等寺 数年に1回ぐらいの頻度で本尊での薬師如来立像、清凉寺式釈迦如来像、如意輪観音像(いずれも重文)などの寺宝の特別公開があります。
B(内容補正でC):地蔵院 椿寺 本編にあるように本堂の本尊 五劫思惟阿弥陀如来像(正月3が日公開)、観音堂の十一面観音菩薩像(正月やそれ以外でも公開日あり)が公開。
C:金閣寺 方丈 時折、方丈の特別公開はあります。見逃し勝ちですが。
C:仁和寺 経蔵・五重塔 金堂や観音堂の公開はよくありますが、経蔵や五重塔はあまりないです。
E:東本願寺 宮御殿・桜下亭 宮御殿はまいまい京都のツアーなどで入れることがありますが、桜下亭は初公開です。
11/23のクラブツーリズムのツアーで桜下亭に行ってきました。
桜下亭は通常の公開では待合に当たる梅の間、竹の間と松の間の公開です。
A:東寺 五重塔 年に4回ほど公開されます。 
D:龍安寺 仏殿・西の庭 3年に1回ぐらいは公開される感じですが、情報を見つけるのが大変。
また3/10~3/18は茶室 蔵六庵(+本物の知足の蹲踞)になるので、まだなら両方行きたいところです。
D:醍醐寺 三宝院 通常の庭園拝観+快慶作の弥勒菩薩坐像(重文)は外陣から、茶室 松月亭は2015年と2023年に公開されたことがありますが、レアです。

Web予約優先のもの
B:銀閣寺 本堂・弄清亭 独自開催で春と秋に本堂・弄清亭と東求堂を特別公開しています。
今回はその東求堂なしバージョン。でも東求堂こそがメインのような・・・。
D:天龍寺 祥雲閣・甘雲亭 2016年に公開されたことはありますが、なかなかないです。

完全予約制のもの
E:東本願寺 諸殿 予約なしで行く宮御殿・桜下亭を案内付きで回るのみならず、桜下亭は予約なしの公開では非公開の部屋(本席か?)も公開。
B(内容補正でC):西本願寺 書院経蔵 彼岸会や法要時に行くと開いていることがあり、最近はツアーも多いです。

総評です。
今回レアなのは東本願寺 桜下亭ですが、どうせ行くなら完全予約ツアーでしょう。
次点は天龍寺の祥雲閣と甘雲亭、龍安寺、清水寺 隋求堂ですね。
この辺りは次の公開が読めないです。
あとはCで未訪問のものを選ぶといいと思いますが、数年待てばまたチャンスが来ると思われます。

最後に千年の心得のツアーでおすすめのもの
2024/9/18に参加しました。京都中央市場のなかなか一般では入れない場内(古い青果2号棟はもうすぐ改修でなくなります)を案内してもらえ、美味しいお食事も。鳥米の田中さんのお話が面白いです。
2024/2/25に参加し、数寄屋の建物、式包丁の作法そしてお料理が楽しめました。
・嵐電 北野線開業100周年プレミアム企画 静謐(せいひつ)の禅 非公開寺院の特別拝観  日本最大の禅寺臨済宗 妙心寺:日程多数 
妙心寺 壽聖院に入れます。

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