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金閣寺4 特別拝観 方丈(きぬかけの路散策5)


写真は、方丈と前庭

「金閣寺」の方丈は通常は非公開ですが、平成19年の方丈の解体修理が終了して以降は、オンシーズンに長期の特別拝観をしています。
2010年は1/8~5/31、10/15~12/25でした。

ただし、ホームページも含め告知が一切ありません。また公開期間中でも法事などで中止になる日もあります。

方丈は江戸時代に後水尾天皇が再興したものです。

参道正面の受付で、拝観料1000円を納めて唐門を潜ります。
金閣の庭園とは別料金です。

方丈は表に3間、裏に3間の6間からなっており、1周します。
方丈の襖絵は狩野外記によるもので1681 年のものです。
手前の礼の間は香山九老図、中央の室中の間は仙人高士図で内陣には本尊は聖観世音菩薩と左右に梵天と帝釈天像、右の脇壇には開山夢窓国師像、左の脇壇には足利義満像がお祀りされています。
左の檀那の間の襖絵は山水人物図です。
方丈前庭は祖阿弥作庭と云われる枯山水庭園で、左手には後水尾天皇お手植えの侘助椿があります。
裏にまわると、金閣の方からも見えた陸舟の松至近距離で見られます。
ここから見た方が、船の形がよく解ります。

方丈裏手前には衣鉢の間。
襖絵は雪景山水図、裏庭を見ながら方丈裏の奥に進み書院へ。
書院の襖絵は芦雁図です。

ここから表に戻ってきて終了です。




コメント ( 1 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
初代鳳凰 (くろ)
2013-09-21 17:17:37
本日行って来ました。
あまり良い評判を聞かなかったので、期待していなかったのですが、結構中身は以前と変わっているようです。
まずは曽我蕭白の屏風がありました。
そして、舎利殿の上にある鳳凰の展示がありました。
3代目と初代です。初代の鳳凰の展示は珍しいと仰っていました。
600年前のものですが、ほんの僅か金が残っていましたよ。
 
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