京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
六角堂

写真は、六角堂と御幸桜。
正式名称は「紫雲山 頂法寺」で、西国観音霊場の三十三所巡礼の第18番札所です。
烏丸六角にあります。
地下鉄烏丸御池駅の南改札から出て、2筋目の六角通を左折した左手にあります。
拝観料は無料で、ここは6:00から開門しているので早朝から拝観できます。
見所は、本堂の六角堂です。
烏丸通にスターバックスコーヒーがあります。
ここの東側が全面ガラス張りで、六角堂を見ながら休憩できます。
きれいな六角形をしています。
六角通にある表門から入ります。
正面に本堂、左手前に石不動像堂、左手に前述のスターバックスコーヒーがあります。
右手の本堂前には、京都の中心とも云わるへそ石が、右手前には納経所があり御朱印が頂けます。
境内の右手に進むと御幸桜、その奥に親鸞堂、さらに奥に隠れるように日彰稲荷社と祇園社、唐嵜社と天満宮をお祀りする社殿があります。
本堂の後ろに回ると、聖徳太子を祀る太子堂と太子沐浴の池跡もあります。
太子堂内には聖徳太子騎馬像がお祀りされています。
この池のほとりに寺坊があり”池坊”と呼ばれ、いけばな発祥の地となっています。
さて本堂です。
通常は堂内には入れず、堂外からお参りします。
内陣を覗くと、中央には如意輪観世音菩薩像がお祀りされていますが本尊は秘仏で見えているのは御前立です。
特別公開で本尊などの秘仏が御開帳されることがあります。
内陣参拝の際はお堂の左手から入り、内陣を経て右手から出ます。
まず外陣の左手に聖徳太子2才像、右手には親鸞聖人夢想之像がお祀りされています。
内陣の左脇壇には重文の毘沙門天像が、右脇壇には地蔵菩薩像がお祀りされています。
内陣中央の手前には外からも見えているお前立の如意輪観世音菩薩像があり、その後ろに大きなお厨子があり通常は閉まっています。
これを開けると手前の左手に伝建礼門院徳子寄進 如意輪観音像が、右手には伝弘法大師作 如意輪観音像(鞘仏)がお祀りされており、その奥に本尊を納入している小さなお厨子があります。
よってこの3躯が通常非公開の秘仏です。
よってこの3躯が通常非公開の秘仏です。
西国33か所草創1300年 特別拝観
2016年11/5~11/13 10:00~16:00(11/11のAMと11/12を除く)に御本尊如意輪観世音菩薩像が御開帳されました。
内陣奥の厨子に5.5cmの本尊があったので遠かったです。
2025 京の冬の旅
内陣の大きなお厨子が御開帳され、左手に伝建礼門院徳子寄進 如意輪観音像が、右手奥に本尊が納入されているお厨子が閉まったまま安置してありました。
またいけばな資料館では本尊が後ろに納入できるようになっているため鞘仏と呼ばれる伝弘法大師作 如意輪観音像が360度から拝見出来、重文の池坊専好立花図も展示されていました。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 2011/5/7 今日... | 京都での交通... » |
コメント(10/1 コメント投稿終了予定) |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |
![]() |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |