雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

ランの館

2011年10月18日 | 愛知散策
単子葉植物の科のひとつ
Orchidaceae



世界中の亜熱帯から亜寒帯地方で
700属以上15,000種も存在し
ラン科は自生している
乱獲で絶滅も心配されるほど
その花は美しい



花は左右対称
そしてあまり知られていないが
虫媒花である



美しい花弁が好まれ
欧米では18世紀以後
熱帯地方の品種が盛んに持ち込まれ
育てられ



そしてより美しい形の花弁を求め
交配が行われ
品種はさらに増えた



名古屋の街のど真ん中
久屋大通と若宮大通が交差する角に
ランの館は存在する



この施設は架空のコンセプトに基づいて造営されている





欧州のある国
国の名は特定していないが
どこかの国の
ラン好きの外交官
アジョナ・オーキッド氏の邸宅



建物はスペインのパティオのある屋敷風
アトリウムの屋根は
ロンドン万国博覧会の水晶宮



その建物内で
ランは美しく咲いている

続く

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (松風)
2011-10-18 20:13:12

こんばんは
一枚目の写真に
うっとりしました^^
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Unknown (RKROOM)
2011-10-18 22:50:03
 そんな細かい設定があったとは。

 名古屋、(一応)地元の癖に知らないことのほうが、多いんですよねぇ。
 次の長期連休は、蘭の館に行くことにしよう♪
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Unknown (hal@kyoto)
2011-10-18 23:04:49
一枚目の紫色の蘭は,花菖蒲の紫色に似てとても気品を感じますね。
ランの館,機会があったら見に行ってみたいですねえ。
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こんばんは^^ (ひろ)
2011-10-19 00:40:56
美しいですねぇ。。
さりげない構図にしびれます^^
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Unknown (j-garden)
2011-10-19 06:22:31
なかなか粋な演出ですね。
いかにもありそうな設定に身を置いてみる。
ただ博物館的にランが並んでいるより、
よっぽど楽しめますね。
立地条件もいいし、
市営の施設ですか。


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Unknown (aya)
2011-10-19 12:24:18
蘭は豪華で美しいですね。

2枚目の灯りに浮かぶ葉と
暖かい灯りに癒されました。
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Unknown (kikouchi)
2011-10-19 23:14:00
まさに19世紀の美学、ここにありという設定ですね。世界を回って、いい所どりの外交官の館というのは、玉村豊男の好みでもありますね。

ランという花の貴族的な姿がそういう設定を求めるのでしょうね。
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松風さんおはようございます (雪だるま)
2011-10-20 05:25:04
お褒め頂きありがとうございます

ランの花って
良い被写体になるんですよね
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RKROOMさんおはようございます (雪だるま)
2011-10-20 05:27:15
この架空の設定
入館時のパンフにもあったと思います
なかなかに手の混んだ設定で
庭も外交官の地位を利用して各国を飛び回ったのでという設定で
良いとこ取りの和洋折衷庭園になっているとか

帰郷の折にはぜひ!
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halさんおはようございます (雪だるま)
2011-10-20 05:29:20
ランの品種は数多く
このランの館で見られる品種はほんのわずか
それでも
幾つあるのか?
ってほどの量でした


訪れる価値は十分あると思います
返信する

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